友達になろう 2〜事前学習〜(3年:総合的な学習)
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 <伝えたこと>
 自閉症は、先天性の脳障害で治らない病気
 ひとり遊びが多く、人とのコミュニケーションが取りにくい。おうむ返し
 おかしくもないのに笑ったり、原因不明のかんしゃく・奇妙な繰り返し
 位置や順番・決まったやり方にひどくこだわり、変化に強い不安や抵抗を示す。
 危険が分からない。
 成長する力
 コミュニケーションは苦手だが、我々は相手に合わせて交流することができる。
 わざとやっているのではなく、大きな不安の中で、そうせずにはいられないからしているということ。
 私がかつて担任したTくんのこと・・・
 自閉症児を持つお母さんの工夫


自閉症の友達と、どんなふうに接していけばいいだろうか。
<子どもの反応>
 無理なことはさせない。 
 自然に接する。
 相手の気持ちを分かってあげる。
 ダメなことははっきり言う。


<ふくい たつう著「こわいことなんかあらへん」の読み聞かせ>

<子どもの反応>
 ぼくはいじわるされたら嫌な気持ちになるよ。相手も嫌な気持ちになる。絶対にいじわるはいけない。
 もし私だったら絶対に傷付く。
 やよいちゃん(主人公の友達)は、かわいそうだな。みんなに嫌われて、最後には「学校に来るな。」なんて言われたから。しょうがないのを知らないのかな。それか、知ってるのにわざとしてるのかな。
 不自由な人を大切にしようという気持ちがとても伝わってくる本だ。やよいちゃんが赤ちゃんの時、とてもとてもすごい熱が出た時は、どんなにつらかったか心配になった。やよいちゃんの友達が、「こわいことあらへんのや。」って言った時は、とても安心した。
 心がとっても温かくなるお話だ。
 私は、ちゃんと手をつないであげる。やよいちゃんは「きたない」「こわい」などと言われたけど、そんなことはないと思う。もし近くにいたら、ちゃんと支えてあげたい。
 「学校に来んといて。」って言われたら、私もいやだ。やよいちゃんは知恵遅れだからみんなが優しくしてあげないといけない。見守ってあげないといけない。
 かわいそうだけど、かわいそうじゃあない。なぜなら、がんばって、泣かずにちゃんと学校に来てるから。「ぼく(主人公)」は、やよいちゃんの気持ちをすごく分かっているからいい。やよいちゃんを助けるスーパーマンみたいな子だ。
 ぼくも、やよいちゃんだったらがんばっていくと思う。いやなことがあってもがんばるぜ!
 お医者さんでも治せない熱を出して、すごくすごく苦しかったと思う。知恵も遅れてカニみたいに横にしか歩けないけど、がんばってるのがすごい。私もがんばるよ。
 がまんしててすごいな。障害があるだけで大変なのに、いじめられてもっと大変だ。
 やよいちゃんは何も言わないけど、いやだって思ってると思う。言う人は、人の気持ちをいっさい考えてない。すごくいけない人だ。
 私は障害者になりたくない。これからも健康で過ごしたい。
 障害があって、友達もいなかったら、とっても悲しいと思う。
 「学校に来たらあかん。」なんて自分が言われたら、どんな気持ちになるのかな。
 やよいちゃんが来るとなんで逃げるのだろう。
 「ぼく」はやよいちゃんのことをすごく分かってあげている。病気だってみんなに教えてあげているのがえらい。
 熱が出て、すごく苦しかったと思う。「ぼく」はすごく勇気があって優しい子だ。すごい友達がいていいな。
 他の子は、なんでやよいちゃんがきらいなのか知りたい。ぼくも、「ぼく」みたいな友達がほしい。
 いい友達ってかばってくれるんだな。友達っていいな。私の一番の友達は誰だろう?
 みんなの力を合わせると元気になると思う。何でもあきらめずに、やりたいことをやってほしい。ぼくが知的障害者だったらどうなっているだろうか。ぼくの命を分けれるのなら分けてあげたい。こわがっちゃいけないと思う。
 山口輝美さんは生後6ヶ月の時の高熱が原因で、重度の脳性マヒに罹った女性。立つことも歩くことも話すこともできず、日常生活に大きな障害があるが、結婚もし、子どもも持ち、一人旅も経験した。その山口さんの詩を数編読み聞かせ、感想を話し合った。

<資料>岸川悦子 著「ママが風になれたら」 ポプラ社
 T養護学校のN先生が、子どもたちの疑問に応えるべく、わざわざ養護学校から来て下さった。
まずは先生の自己紹介  養護学校と小学校の違いを教えて下さった。  10人のお友達の名前と写真、特徴の紹介
 分からないことはどんどん質問した。

<子どもの反応>
 お母さんのお腹の中でも、お腹から出てくる時も、出た後も、誰でも障害者になる危険があることが分かった。
 運動会も遠足もあることがわかった。助け合って参加しているんだな。
 Mくんの相手になった。遊ぶのが楽しみ。
 いっぱい教えてもらったから、もっともっと遊びたくなった。
 遠くからバスで通って来る人もいるなんてびっくりした。
 雨の日も雪の日も冬でも、バス停でバスを待ってると聞いて感動した。
 先生が76人もいるなんてびっくりした。
 写真は見たので、どんな声で話すのか楽しみ。
 言葉の分かる人も分からない人もいるんだな。
 N先生の言ったことを全部守って遊びたい。
 知らない子だけど、できるだけ心を通い合わせるようにがんばりたい。
 Nくんと競走したい。そのために特訓しておきたい。
 早く仲よくなりたい。
 アンパンマンが好きそうなので、アンパンマンの絵を描いておくりたい。
 障害のある人の気持ちがすごくよく分かった。
 Cちゃん、歌が上手なんだな。会う時に聞かせてもらいたいな。
 15日(交流の日)には、風邪をひいても絶対来る。でもひかないようにしたい。
 言葉はちゃんとしゃべれないけど、歌が上手ってすごいな。ぼくも負けてられないな。
 治らないと聞いてびっくりした。使えるところを使って生活していて立派だ。
 友達が増えるからとってもうれしい。

 N先生のお陰で、会うこと、遊ぶことへの子どもたちの期待はますます高まった。
 
 当日は戸惑うことも多いだろうし、押し付けがましいこと・余計なこと・十分でないことなど、いろいろなことに気付き、悩む場面もあるだろうが、そういう体験を通してこそ、共生の意味が子どもなりに見えてくるのだと思う。
 人間として成長する大きなチャンスを与えていただけることに感謝したい。
 
 当日、どうか雨が降りませんように!
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