Yoshiko' review [SA]-[SO]



★ 完璧なるネタバレですので、未見の方はご用心なさって下さいね。★

Index

 さ   し   す   せ   そ 



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再会の時  この年であればこそ分かる、それぞれの人生がギュウギュウに詰まった胸キュン映画だった。60年代のアメリカンポップスもてんこ盛り。死体役のケヴィン・コスナー、撮影では出番もあって演技してたそうだ。全部カットとはもったいない。青春時代を共に過ごした仲間との連帯感は、いくつになっても失われない。
サイコ・ウォード 封鎖病棟絶体絶命  恐くもなくスリルもなく、役者が魅力的なわけでも映像が綺麗なわけでもなかったが最後まで観た。どこかで観たような映画だった。
最後の恋のはじめ方  ウィル・スミス。爽やかなコメディだが、予定調和的で後半が好きじゃなかった。もっとツンとした大人の恋が見てみたい。アンバー・ヴァレッタは綺麗だった。
最後の初恋  リチャード・ギアとダイアン・レイン。韓流ドラマみたいだった。。恋はいつでもティーンエイジャー、大人でもティーンエイジャーみたいな恋をする・・・だけど、そのどきどきワクワクを視聴者に追体験させるのは、そもそも無理なんだと思った。もっと仕掛けがないと感動できない。
サイダーハウス・ルール  院長が我が子同然に育てた孤児たちに注ぐ静かな愛情に、涙が止まらなかった。法律を破りまくったけど、院長は確かに正しいし、サイダーハウス・ルールは必要なんだと納得できる作品だった。登場人物は限られているけど、たくさんの人生がぎゅうぎゅうに詰まった奥深い作品だった。
サイレンサー  全てに勝るものは、たぶん「愛」(与える愛)と「信頼」なのだろう。誠実なマイキー(キューバ・グッティング・Jr)、渋くてかっこよ過ぎ。身体も鍛えているし、従順且つストイック。母を殺し自分を虐待する父から自分を救ってくれたローズ(ヘレン・ミレン)・・・(恋人でもあった)を殺すシーン・・・末期ガンのローズからの嘱託だと後で分かったが・・・、感謝、悲哀、それともその支配からの脱出の安心感が少しはよぎっただろうか? ローズはまさしくカリスマ。「女が信じられる男は息子だけ」「この一瞬に出会ったのには意味がある。」って、名言かも。
サイレント・ワールド2011  パニック映画は好きなんだけど、最後こんなにも完璧に、最悪だった人間関係が修復されるのって、何なの?って思った。パブリックなことと個人的なことが同一レベルで捉えられるのも、ちっとも現実的に思えない。役者達は、なぜかみんな金髪で美形揃いだった。
サウンド・オブ・サイレンス  マイケル・ダグラス。あんな石っころ(宝石だけど)のために、あんなことまでできるんだろうか? 10年も傷付き苦しんだ子が、たったの1日で心開くんだろうか?疑問もいっぱいなサスペンス
サクリファイス  「ぼくの村は戦場だった」のアンドレイ・タルコフスキー監督が亡命後に発表したただ一つの映画。しっとりとした、長い長い映画だった。役者達も、演技していると言うより、登場人物達の人生を、その人の心で生きているという感じだ。
ザ・シューター  マーク・ウォールバーグとダニー・グローバー。ストーリーは、先が見え見えだったが、ビジュアル的には期待を裏切らない、いかにもハリウッドな作品で、後味スッキリ。「ダイ・ハード」と「ボーン・アイデンティティ」と「水戸黄門」を掛け合わせたような映画だった。
ザスーラ  「兄弟は他人の始まり」とは言うが、けんかばかりしていても助け合うのね。SFアクションたっぷりで、子どもはハラハラドキドキして楽しめると思う。
ザ・センチネル/陰謀の星条旗  マイケル・ダグラス。大統領夫人との不倫、シークレットサービスの裏切りなど、絶対あり得ない設定のような気もするが、映画だから面白いのかも。M・ダグラスって、いくつになっても甘〜い色気を醸し出しているのね。
ザ・チェンジング  チェンジングって、単に息子が入れ替わったっていう意味ではなく、世の中を変えていくっていう意味だったんだなと、見終わって思った。1920年代に実際にロサンゼルスで起きた「コリンズ事件」が基なのだが、こんなことってあっていいのだろうか?警察も病院も悪意に満ちていた。結局、権力を手にした者は、弱い者を踏みにじる。命も未来も踏みにじる。最後は市民の正義が認められ、市警の怠慢・悪意が暴かれたが、子ども達の命は救われなかった。人間って、何て愚かなのだろう。アンジェリーナ・ジョリー、役作りなのか、ものすごくやせていた。名演だった。クリント・イーストウッド監督、J・マイケル・ストラジンスキー脚本。
ザ・ディープ  アイルランドの実話の映画化。これが真実の全てなんだろうか?冬の大西洋を6時間に渡って泳ぎ,奇跡的に生還した男の話だったのだが、もっと知り得ないことがあったんじゃないかと思った。
座頭市  音楽とか田舎の景色とか面白いところもあったけど、情緒ってものが感じられなくって、あまり印象に残らない作品だった。
THE NET(邦題「インターネット」)  コンピュータに依存する社会の危うさが描かれていた。さもありそうなストーリーで、意外性のない展開。
ザ・ハリケーン  長かったし、謎解きもなかったのでいささか不満。それに、証拠を捏造した刑事が、世間から何ら裁かれなかった(映画の中では)のも納得できない。でも、実話だからこそ伝わるメッセージ性は十分だった。冤罪はなぜ作られるのか、憎しみの行く末にあるものとは、民族差別について・・・等々、考えさせられた。
 デンゼル・ワシントン、好演。彼って天才。
ザ・ファン  重〜い映画だった。ロバート・デ・ニーロ、うま過ぎ。目ヂカラに引き込まれる。だけど同情も共感もできない設定と演出。狂気の描き方が大雑把で残念だった。
ザ ブラックナイト  理解不能。訳が分からない。妄想でないのは2人の女性が殺されたことと、留守番電話のメッセージ。家賃を支払ったり危険を知らせたり、ファンだったり・・・、そんな女性はいないんだろうなと思う。多重人格の話なのかも?追い詰められても脚本が書けない焦りがこんな事件を引き起こしたんじゃないのだろうか?(自信なし)
ザ・ムーン
原題「In the Shadow of the Moon」
 証明する術もないのであまり大きな声では言えないのだが・・・・、私は帝国主義の国アメリカは、人類を騙す大きな嘘をいくつかついていると思っていて、そのひとつに、アポロ計画の乗組員達は実際には月に降り立ってなどいないのではないかというのがある。今までずっとそう思ってきた(ムーン・ホークス説を支持)。だから、ドキュメンタリーのこの映画は、「宇宙飛行士達は本当のことを話しているのか」という視点で観ようと思っていた。司令室の様子を映した映像も、いやに近距離からの撮影でカメラワークもわざとらしく、何だか作られたもののような気がした。インタビューを受ける彼らは冷静沈着で朴訥だった。他のことは考えず、ただひたすら夢を追う、そんなタイプの人々に見えた。ヒロシマに原爆を落としたポール・ティベット・ジュニアが、最後まであれは正しかったと言い通した、その姿に酷似していると思った。宇宙飛行士達が原爆投下機の機長だったら、ティペットと寸分違わぬ人生を送ったのではないだろうか。
 結局のところ、映画を観ただけでは確信なんて得られなかった。当たり前か・・。この原題からは、映画制作者の意図や問題提起が見える気もしたんだけどな。これからも、このことに関係ありそうな情報があれば、どんどん収集していきたい。
ザ・ムーン
2回目の鑑賞
 人類は月になど行っていないとやっぱり思う。これはイギリス映画なのだが、イギリスもアメリカと話を合わせ、全世界を騙そうとしているんじゃないのかなと思った。
サラエボの花  監督・脚本は、サラエボ女性、ヤスミラ・ジュバニッチ。ボスニア紛争時、10代の少女だった。大切な人々を、たくさん失ったのではないかと思う。人類はいったいどこまで過ちを犯し続けるのだろう。彼女の働きに、最大級の敬意を払いたい。
サラフィナ  原題:Sarafina! The Sound of Freedom。 南アフリカのアパルトヘイト政策に抵抗し続けた黒人少女の物語。アパルトヘイトがここまでひどいものだったとは知らなかった。子どもだって容赦なしだ。どれだけの子どもが傷付き絶望し、命を落とした(殺された)か、今まで考えたこともなかった。無知だった。(今も無知だけど。) こんなことがほんの10年前まで堂々と行われていたなんて、遅きに失したものの知れてよかったと思う。
ザ・リング  お菊さんやお岩さんに見られるようなぞーっとする恨みがあんまり感じられなくて、怖くなかった。
ザ・リング2  ハリウッドのリメイク版。ナオミ・ワッツ主演。ホラー映画のはずなのに恐くもなく、ご都合主義的な場面満載で、ハリウッドじゃ珍しがられるだろうが、日本じゃ無理ねと思った。同じ中田秀夫監督の「仄暗い水の底から」とそっくりだが、「仄暗い水の底から」の方が数倍良かった。
猿の惑星 創世記(ジェネシス)  かわいそうなシーザー。彼はこうするしかなかった。彼の期待と失望、希望と絶望に涙が出た。初めて発した言葉が、怒りを込めた「NO」だったことは、彼の人生を象徴している。映像もきれいだったし、CGの動きもスムース。表情に感情がよく表れていた。人間が軽率で、ちょっと憎たらしかった。
猿の惑星 創世記(ジェネシス)
2回目の鑑賞
 そうできないことは百も承知で「さぁ、家に帰ろう。」ウィルはそう言うしかなかった。哀れですらある。もう後戻りなどできない、自分の居場所を自分で探したシーザーにとって、人間社会はもはや敵でしかない。悲しいお話だ。続編が早く観たい。
ザ・ロック  脱走犯を演じるショーン・コネリーと、化学兵器専門家役のニコラス・ケイジ、悪役のエド・ハリス。他にもマイケル・ビーンなど、豪華な顔ぶれだった。いかにもハリウッドな痛快娯楽作品。
サルサ  フランス映画。 ヴァンサン・ルクールかっこよ過ぎ!ワイルドにもナーバスにもキュートにも演じきれる、何て素敵な役者!ストーリーは古くさく、お笑いもいっぱいだけど、数々の出来事がメインのストーリーの伏線にきちんとなっていて、意外性もないけど見てて安心できる構成だった。 最後にはぼろぼろ泣けたし。情熱って大事。
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しあわせ  原題はフランス語で「偶然と必然」。原題の方がよっぽどしっくり来てる。息子と恋人を亡くした元バレリーナの女性が、フランス・イタリア・トルコにカナダ、いろんな旅をして、いろんな人と巡り会い、立ち直っていくお話。誰の力も借りず、一人で立ち上がる所がかっこよくて、ダンスもきれいだったし、なかなか好きな感じの映画だった。2人が亡くなったことを誰にも告げずに、やむにやまれぬ魂の力で旅をする所に、彼女の生命力を感じるし、彼女は必然の中で幸せをつかむ女性なのだと感じた。英語やフランス語を自在に遣ってるところもかっこよかった。 
しあわせな孤独  デンマーク映画。なかなかクールでヨーロピアンな作品だった。登場人物それぞれが自分の愛する人の人生を支配しようとせず、運命を受け入れ、別れを切り出されて苦しんでも相手を責めず、その決断を尊重していた。なんて成熟した人権意識なのだろう。アメリカでリメイクされるそうだけど、今度はどんな作品になるのかな?
シー・オブ・ラブ  アル・パチーノ。 いつも通りの、孤独で少年っぽい中年の役柄で、情けなさやかっこ悪さも、「これって地?」って思えるほどナチュラルな演技だった。
シークレット・ウインドウ  ジョニー・デップ。ブラピの「ファイト・クラブ」みたいに、もっと魅力的な別人格でないとね。
シークレット・ウインドウ
(2度目の鑑賞)
 ジョニー・デップがもっと猟奇的で「変な人」を演じきれば、面白くなっていたと思う。大破れのガウンを着ていても、幻覚を見ても、淡々として美しい所が、結局この作品を深みのない仕上がりにしてしまったと思う。私の勝手な想像だが、この後の「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」や「パイレーツ オブ カリビアン」の汚さ・エグさは、この時の反省から生まれたものなんじゃないかな?
シー・サバイバー  ロシア映画だが、若者が昔のハリウッド映画のような変なノリだった。
シェイド(2003)  シルベスター・スタローン、あんまり見たくない・・・。繊細な役があんまりできていないよね。スチュアート・タウンゼント、かっこよかった。
シェルブールの雨傘  こんなにもきれいで、つらくて、泣ける作品だったとは!ありふれたストーリーの中に染み渡る、それぞれの愛と情熱と孤独感。色彩が、びっくりするくらいきれいで登場人物と溶け合っていて、音楽は「ヒットしないわけがない」と思える名曲。全てのセリフにつけられた歌がフランス語と絶妙のコンビネーション。感情を抑えに抑えたラストシーン・・・。映画って、自分がトシを重ねるごとにおもしろくなっていくって最近つくづく思う。昔観た時、これほど感動しただろうか?
ジェイソンX   果てしなく続くジェイソンの殺人。今回はホラーというよりSFで、最初の頃のオーソドックスな場面設定が懐かしいような・・・。終末は苦笑を誘うしつこさで、次作はもう見たくないなと思った。
私家版  テレンス・スタンプ。秘められた愛と殺意。こういうのを完全犯罪と言うのね。
四月の雪  純愛って何?
始皇帝暗殺  ラストシーンが若干力が抜けてる感じがしたが、戦闘場面や宮廷儀式等スケールが大きく、心情描写も丁寧で楽しめた。
16 Blocks  ブルース・ウィリス。いつもの痛快娯楽作品。
シックスデイズ/7ナイツ  ハリソン・フォード。緊張感のない冒険物。
60セカンズ  カーチェイスはかっこよかったけどニコラス・ケイジに野性味が足りないし、恋愛の深まり方も今ひとつ。兄弟愛もピンと来なかった。
シッピング・ニュース  ケヴィン・スペイシー。生きるパワーを取り戻していく中年男。海の景色と音楽がエクセレント。
シティ・オブ・ゴースト  ストーリーは金に目が眩んだ人々の小汚さが目立ったけど、カンボジアの自然とクメール文明、のどかな音楽、そして市井のカンボジア人達の信心深さや清らかさが素敵だった。小汚い人々は内輪もめでみんないなくなった。結局、何が幸せかって言えば、その日その日を愛する人と一緒に笑顔で過ごせたら、それでいいんだと改めて思った。
シティ・オブ・ゴッド  退廃的で投げやりで絶望的な描写が目白押しで、風景も、私の心を捉えて話さないカンボジアの風景と酷似。これが現実の世の中なのだと頭では分かっても、つい目を背けたくなる、そんな場面の連続だった。人の命は果てしなく軽く、石川啄木じゃぁないけど、さらさらと指の間より落つ砂のような虚しさを感じた。
シティ・オブ・ザ・デッド  ゾンビがいっぱい。一応ホラー映画という括りだが、全く恐くないのでもうちょっと違うジャンルに入れた方がよいと思った。
忍 SHINOBI  仲間由紀恵、オダギリ・ジョーの忍者版ロミジュリ。好きになってはならない人を好きになるって、ものすごく苦しいはずなのに、苦しみが全然伝わってこなくて残念。キャストが美形揃いなのはいいにしても、心情描写も表現もとっても雑で、アイドル映画から脱しきれてない感じ・・・。
死びとの恋わずらい  分かりやすく、怖くなく、そこそこ切ない映画だった。松田龍平が初々しい。
下妻物語  深田恭子。これってZOXYDOLL(ゾクシードール)の原型?まちゃまちゃもこんなことろに!で、土屋アンナかっこい〜〜〜っ。宝塚の男役みたいだ。
シャーロット・グレイ  「嵐の中で輝いて」にとっても似てる女性スパイの話で、ケイト・ブランシェット演じる主人公の心の強さがかっこよかった。戦争の醜さを伝える大事な作品だと思った。命をかけて探した恋人と別れるシーンにはビックリだった。
シャイニング   犯罪物心理サスペンス。ホラー映画っていう触れ込みだったけど、ジャック・ニコルソンの狂気の演技が際立っていて、全然ホラーって感じじゃなかった。昔の映画だから仕方ないのかもしれないけど、長くてテンポが悪いのが気になった。
ジャック・サマーズビー  リチャード・ギアとジョディ・フォスター。完璧な演技だった。おいおい泣きながら鑑賞した。人間にとって、アイデンティティとは、プライドとは、幸せとは、何なのだろう?愛する人たちを命をかけて守ることで、最も愛する人をとことん悲しませるというこのパラドックス。ジャックの妻(ジョディ・フォスター)も、結局のところ、彼の責任感とアイデンティティの選択に共感し、それが彼の死に直結するという、もう言葉では言い表せないほどの悲しい選択をしてしまう・・・。何だかいつまでも心に残りそうだ。これは名作!!
シャドウズ・ゲート  カナダ映画。切ないストーリーだ。なんでこうなるのか、なんで立ち直れないのか、ほんとに切ない。幸せなら、病気がなかったら忘れられるだろうに、いつまでも苦しみ続ける主人公が不憫だ。
ジャスティス  ブルース・ウィリス主演。ストーリーが単純で映画らしい山場もなかったが、役者が演技派揃いで、それぞれが自分なりの誇りや真実を求める気持ちは伝わってきた。
ジャックと天空の巨人  脇役だったが、ユアン・マクレガーがかっこ良かった・・・のは、いいとして、こんな楽しい「ジャックと豆の木」に仕上がって、監督は天才だなと思った。巨人達って、意外に素直でかわいいのね。
ジャンヌ・ダルク  リュック・ベッソン監督。中世の女性の扱いってものに、憤慨し悲しくなった。あの時代、女性は処女にのみ価値があり、男装は極刑(性を超越しちゃいけない=性差は掟)なのであり、女性は売られたりレイプされても当然の存在なのだ。許せ〜〜〜ん!(▼皿▼メ)ノジャンヌが、究極の男社会に翻弄された、無学で感情的で思い込みの激しい極めて一般的な娘として描かれているのは、確かにジャンヌ解釈の新しい視点なのかもしれないが、いくら人々が教会の支配に辟易していた(に違いない)からといっても、それってやっぱりリアリティなさ過ぎなんじゃないだろうか?カリスマでなければ、天草四郎時貞にだって民衆は従わなかったはずだし。人物描写ならケイト・ブランシェットの「エリザベス」(一人の田舎娘が人々を率いる女性になっていくとこが似ていると思う)の方が、よっぽどよかった気がする・・・。ミラ・ジョヴォヴィッチはキュートな女優だけど、この作品では透明感もなく、演技もただヒステリックなだけで、これは失敗作だと思った。それと、国王までかしずかせる教会の権威を傘に、魔女裁判という悪意に満ちたパフォーマンスで恐怖を植え付ける人達の薄汚さに、ウゲッっとなった。
集団左遷  会社のどぎつさ、醜さがクローズアップされた悲しい映画。だけど、後半が、なーなーなのね、犯罪行為もいっぱいだし。テーマソングがタイミングよく入ってきてノリはいいし、最後は勧善懲悪で明るく終わるのだけど、やっぱりどこか変。
シューティング・アップ  何の目新しさも工夫もない残念な映画だった。途中から「映画なのに、こんなんでいいのだろうか。」と疑問を感じつつ鑑賞した。「ターミネーター3」を観た時のような脱力感だ。かっこいいはずのトム・サヴィーニも、ちょっとメタボで走りもイマイチだった・・・・。
ジュエルに気をつけろ  リブ・タイラー。3人の間抜けな(普通の)オトコたちが1人の美女に翻弄されるお話だが、ばかばかし過ぎてスカッとした。
怨呪  2度目なので冷静でいられるかも・・・って思ったが、何の何の。恐いのなんのって!ストーリーや演出には言いたいこといっぱいだけど、恐いシーンが全ての欠点を隠してしまうほど恐かった!
ジュラシック・シャーク  見所はない。残念過ぎる出来。役者の演技がうまくなく、CGにもリアリティがなく、ストーリーと脚本もあまりに残念な作品だった。
ジュラシック・ワールド 3D  目の前の利益ばかりを追い求め、人の命を二の次三の次に考え、誰も責任を取らないあたり、日本の原発に似ているんじゃないかと思いながら観た。恐竜の心情なんて分かりようもないが、人間って何て罪作りなのかと思う。囲われて見世物にされ、命を支配され、動物園の動物だって同じようなものだと思った。
春夏秋冬そして春   こんな韓国映画は初めてだ。心の世界を静かに見つめた作品。無駄なものを全て削ぎ落とした清楚な生活。きれいできれいできれいな景色。あまりに少ない台詞。大自然の中の透き通った生。主人公は、老人(和尚さん)と、欲望に満ちた世俗の生の間を行き来する無垢だったはずの男。彼がなんであんな怒りに満ちた青年になるのか、とっても不思議だったが、ともかく彼は少年期を和尚と共にお寺で過ごし、青年期を世間で生き、そして中年になって寺に帰って来た。彼らの生を彩るのは、大自然と小動物だけ。輪廻転生、生生流転、生者必滅、どんな言葉もぴったり来る。信仰を捨てるなというメッセージなんだろうか?引き継がれる生と悪、そして悔悛、善行、諸行無常の生。
将軍の娘/エリザベス・キャンベル  男社会に復讐する女性。
少林寺  ジェット・リー(当時はリー・リンチェイ)のデビュー作。若くてきれいでスターのオーラむんむん。今更知ったけど、彼って中国武術大会で5年連続総合チャンピオンだったのだそうだ。キレのあるアクションを堪能できる作品。
少林寺サッカー   何もかもが露骨で、全然好きになれない映画。
ジョンQ 最後の決断  デンゼル・ワシントン。医療制度への怒りが題材だが、デンゼルはああいう演じ方しかできなかったのか?私の好きなデンゼルじゃないなと思った。
シリアナ  イスラム社会の純粋さとか、アメリカの傲慢さ・したたかさとか、そんな部分がよく描かれていて勉強になった。ところでジョージ・クルーニー、どうしちゃったの?って言えるほど太っててビックリした。少し走るとハァハァ言ってるし、後ろ姿なんて別人だ・・・・。
シルミド  実話が元になってるそうだが、どこからどこまでが実話なんだろう?今更ながら思うのは、同じ民族で憎しみ合う悲しさ・愚かしさ、権力者の身勝手さ・傲慢さ、共産主義のハングリーさ。。。殺戮と暴力いっぱいの映画だったが、これが人間の本性なんだなって思ったりもした。
白い嵐  少年たちのひたむきな目がいい。見ててボロボロ泣いた。妻アリスとの永遠の別れも、法廷での自信を持った証言も、ジェフ・ブリッジスだから演じられるんだと思う。 余計な効果音とか音楽とかもいっさいなく、ラストは聴かせる名曲だった。完璧な構成って言えるんじゃないだろうか。リドリー・スコットの実力を感じた。
シン・ゴジラ  進化する前のゴジラは何だか間抜けで愛嬌があったが、だんだん怖い顔になっていって期待通りの大暴れ。米国の無人戦闘機はリアリティがあって、これで各地の人々を殺しているのかと思うと身震いがした。石原さとみはルー大柴みたいな英語遣いと、自分の出世最優先の好きになれない役柄だった。あんなにきれいなのにもったいない。もっといい使い方はなかったんだろうか?楽観的で保守的な日本政府と、何だか傲慢な米国政府、そして明るく辛抱強い市井の人々のちょっとした描写が面白かった。自衛隊の戦闘シーンには技術者たちのこだわりや努力がよく表れていた。
シン・シティ  モノクロの画面の中に光るビビッドなカラーや、ブラックライトを当てたかのような影を感じさせない白がきれいで、愛とバイオレンスがいっぱいの、古典的な娯楽ムービーだった。マンガチックなところも面白かった。ブルース・ウィリスは卒のない演技。クライヴ・オーエンは「キング・アーサー」でガクッときたけど今日のはよかった。あの神父さんは原作のフランク・ミラーだったみたい。何て芸達者な。で、不細工な特殊メイクの大男はミッキー・ロークだったらしい。全然気付かなかったけど、そう思ってみれば2倍楽しめる映画だった。
真珠の耳飾りの少女
       (一回目の鑑賞)
 実物をどうしても見たくてたまらなくなった。実際のところ、フェルメールの絵のモデルが誰なのか分かっていないのだから、想像でしかないのだが、1枚の絵から想像できる世界をこれほど奥深く味わい深いものに築き上げるとは、うなってしまう。中世のオランダの香りがむんむん。映像がたまらなく静かで美しい。
真珠の耳飾りの少女
       (二回目の鑑賞)

     
 前にこの映画を観た時は、まだ実物の絵を見る前だったのだけど、2006年8月、オランダ、デンハーグのマウンリッツハイス美術館で絵を鑑賞。清らかで自信に満ち、それでいて、ちょっぴりはにかむ少女の目線に魅せられた。もう何百年も前に亡くなっているのに、今ここに生きているような生気を感じた。フェルメールと少女との関係は、まさしくこの映画に描かれた通りの関係だったに違いないと思った。(別に、愛人関係とかじゃないって意味よ。主人と使用人、画家とモデルの関係以上ではあったけど。)今回の映画鑑賞は、画集片手に、まばたきする間も惜しんで観た。随所に出てくるフェルメールの絵、なんて素敵なんだろう。どんよりとしたオランダの空気も、よどんだ運河の水も、とってもノスタルジック。淡々と進むストーリー。どれもこれも印象深い。映画の登場人物は皆、絵のモデルたちにそっくりだった。もう1回観たい映画だ。
人造人間13号  何で初めからバスで逃げなかったのかとか、何で床を破れる力持ちのゾンビが薄っぺらな木のドアを蹴破らないのかとか、不思議な点が数々あった。ラストシーンも、シュールと言えばシュールだが、「え?これ?」って感じだった。
人造人間13号(二回目の鑑賞)  途中で観たことがあったのに気付いたけれど、ほぼ内容を忘れていたので再び鑑賞。あり得ない前提と、あり得ない結末。
新・年少バトルロワイヤル  格闘技を好きな人が見るのだろうか?それともヤンキー好きの人?アイドル好きの人が対象・・じゃあないとは思う。後半はバイオレンスだらけで、ストーリーらしいストーリーもないのでやや飽きた。シリーズ化されたので、意外に好評なのかも。
シンプル・プラン  お金が人生を狂わせた話だが、ほんとにそこまでできるのだろうか?人間の良心は、こんなにも些細なきっかけで崩れるものなのだろうか?心情描写がよくできていて、俳優達の演技も秀逸で、展開が早くもなく遅くもなく、ちょうどいいスピードだった。
侵略決戦エイリアン・パニック  とんでもなく素人っぽい映画だった。いつ面白くなるのか、かすかに期待したが、最後までつまらなかった。演技も脚本も、プロの技なし。
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推定無罪  ハリソン・フォード。スリル不足なサスペンス。
スウィーニー・トッド:フリート街の悪魔の理髪師  ティム・バートン監督 × ジョニー・デップ。退廃的で甘美的なモノトーンの見事な映像美。夫はミュージカルの部分が面白くなかったと言っていたが、私は二重丸。ジョニー・デップの歌声は確かにやや荒削りだったけどね。あの子役は何ていう子なのかな?演技も歌もとてもよかった。ヘレナ・ボナム・カーターって、ティム・バートンの連れ合いだったのね。
スウィング・オブ・ザ・デッド  前半はとても退屈だったが、音楽も良かったし、だんだん引き込まれた。ゾンビ物だが現代的な薄い関係のヒューマンドラマ。絶望的な状況の中、反発しながらもそれなりに助け合って生きる2人の姿がコミカルだった。原題は「THE BATTERY」なのだが,、わざわざ変な邦題にしなくてもそっちの方が2人の関係性に焦点が当たっていていいのになと思った。
スカイ・クラッシュ  ドイツのTVドラマ。それなりにドキドキ感はあったものの、予定調和的で、きれいにまとまったのが残念と言えば残念。
救え!緑の星を  劇団すぎのこ。 子供たちがごみ問題について考えるきっかけになる、問題提起型の人形劇。
スクリーム  ホラーというよりは、学園物で、一部お笑い。楽しいホラー映画って感じかも。犯人が分かりやすくて、残念。
スクリーム3  軽いノリでお笑いもいっぱい。犯人は相変わらず弱っちく、音楽はわざとらしくて殺人にもそれらしい意味がなく、子ども騙しのような映画だった・・。もっと他に作り方はなかったんだろうか?
スコア  ロバート・デ・ニーロとエドワード・ノートン。さっそうとかっこよく仕事を進める大泥棒役のデ・ニーロと、器用なんだけど、どこか青臭いノートンが、いい感じで絡み合っていて、ストーリーは単純なのだがそれなりに楽しめる映画。
スコーピオン・キング  おもしろみなし。ロックは主役に向かないと思った。
スコルピオンの恋まじない  ウッディ・アレン。見た感じ全く冴えないが、監督も脚本も、主演までしてるんだから、やっぱり天才なんだろう・・・。だけどやっぱり、どう見たって全然冴えない。不思議だ。
スターリングラード
(1回目の鑑賞)
 ナルシスティックな欲望の愚かさや階級闘争の果てしなさ、一人でいることの無力さ・はかなさが胸に染み込む映画だった。
スターリングラード
(2回目の鑑賞)
 勝者も敗者も存在しない(かのような)この映画に、しっかり描き込まれているのは、その国がどんな主義主張の国だって、住んでる人は皆、良民、小さな幸せを願う、ただの小市民だってことだと思う。恋もし、嫉妬もし、友情ももち懺悔も後悔もする、み〜んなただの人間。戦争って惨めだけど、人類にとって必要なものだったってことなのかも?ジュード・ロウ、好演だけど、もうちょっと筋肉付けてほしいような・・・。きれいな彼の無精髭はかなりセクシーではあった。エド・ハリスは、さすがの存在感。この映画の格をぐ〜んとUPさせたと思う。ジョセフ・ファインズは、卑屈っぽいところがはまり役。
スタンドアップ
(1回目の鑑賞)
 シャーリーズ・セロン。素晴らしい演技だった。事実に基づく脚本も秀逸だ。全米初のセクシャル・ハラスメント訴訟を戦った一人の女性労働者の物語。高収入の男の職場に入ってきた女への執拗な嫌がらせ、敵意、侮辱、脅迫・・・。女だから、ただそれだけで、どんなに仕事に励んでも仲間と見なされない。「敵」なのだ。おとなしく、しおらしくしている者だけが、女という性別付きの「人」と見なされる。それは社会の縮図でもある。最後は法廷で勝利し、ハッピーエンドだったけれど、その陰に、そうでない例が山ほどあるのだろう。全ての女性に観てもらいたい。ひとりでも立ち上がる女性の存在を。逃げていないで、当たり前の権利を訴えることの偉大さを。
スタンドアップ
(2回目の鑑賞)
 1980年代、アメリカの人権意識ももまだこんなものだったのかと、ちょっと驚いた。子どもを一生懸命に愛する、ただの女だからこそ、ここまで強くなれるのだと思った。若い頃、いつも思っていた。家庭の中の女性差別さえ変えることができないのに、世の中なんか変わるわけないと。しかし堅実な生き方で遂に父親の意識を変えていく主人公を見て、私には熱意や努力、ひたむきさが足りなかったのだと思った。長年耐えていた主人公の母親も、娘のためだけでなく立ち上がっていく様子も爽快だった。
ステキな金縛り  三谷幸喜監督・脚本。主演の深津絵里がキビキビしていて、コメディ部分も面白いし、輝いていた。山本耕史の役はちょっと・・・と思ったが、西田敏行も中井貴一も阿部寛も竹内結子も戸田恵子も、みんなみんなはまり役だと思った。内容は、タイトルと合ってないし、中心がどんどんぼけていく感じで、まぁ気楽に楽しむ分には問題ないか・・・と開き直って見るべし。
ストーム・シティ  ドイツ映画。パニック映画のお決まりのパターン、分からず屋の上司のせいでハンブルグが未曾有の水害に見舞われるという古くさい設定だが、序盤からずっとテンポよく、風景も美しく、CGも飽きない迫力。愛憎劇も後味のよい結末で、私好みだった。
ストーン・カウンシル  モニカ・ベルッチとカトリーヌ・ドヌーヴ。モニカ・ベルッチは好演だったし、こういう心理系、好きは好きなんだけど、何だか展開がグダグダ・・・。「被爆」の意味も、すぐには分からなかった。35年前に事故を起こした軍事施設に足を踏み入れた途端に、ハイリスクの人よりも強烈に被爆し、30年前に死んだ人に助けられて元気になるってどういう意味??モニカの周りにいる人たちが、何でみんな秘密結社の人?彼らは超能力を持った息子を殺す目的で誘拐しながら、どうして母親をおびき寄せるような真似をしたの??謎がいっぱいでわけの分からない映画・・。
ストリート・レーサー
ミッドナイト・バトル
 ものすごいジャパニーズテイストの映画。車はもちろん、町並みも主人公の部屋の雰囲気も、日本そのもの。ストーリーは極めて単純で目新しさもないが、予定調和的に収まるスッキリ感。
ストレンジ・デイズ  レイフ・ファインズ。「イングリッシュ・ペイシェント」の時より、よっぽど色っぽかった。ストーリーは、近未来の、いかにもありそうな話だが、そこにはまだ人種間の対立(差別意識)も残っていて、何だか複雑な気持ち。監督は、キャスリン・ビグロー。
スパイ・ゲーム  ロバート・レッドフォードとブラッド・ピット。派手なアクションは皆無だが、リアルで緊張感&迫力のある作品だった。ロバートレッドフォードのクールなかっこよさと、ブラピの情熱いっぱいの演技もマッチしてて、とってもよかった。
スパイダー/コレクター2  単調な筋書きではあったが、子役も含め俳優が演技派揃いで楽しめた。
スパイダーマン  トビー・マクガイアにオーラがない。
スパイダーマン2  そんなに期待してなかったが、主人公や周囲の人の心情に親しみが持てたし、第3作への布石も分かりやすかった。
スパイダーマン3  とにかく長かった。力入れてたのかしら?アクションシーンは、動体視力の優秀な人でないとよく見えないゾ。すごいスピード感だった。MJは「スパイダーマン2」から3年経ち、シャープになってて色気が出てたよ。ハリーの改心(覚醒?)に関しては、もっと葛藤や後悔の演出が欲しかった。宇宙からの謎の生命体、あれ、何なのか、何であんな思いつきの軽い技で倒せるのか、ストレンジ。ハリーは、実生活でも御曹子なのね。インタビュー見たけど、映画の方がイケメンだった。
SpeedRacer  日本アニメ「マッハGoGoGo」の実写版。鮮やかできらびやかで、限りなくアニメに近い映像だった。
スフィア  ダスティン・ホフマン、シャロン・ストーン、サミュエル・L・ジャクソン、ピーター・コヨーテ等、そうそうたるメンバーの海底SF。役者達の演技に救われた映画だ。なぜ彼らがこの作品に出たか疑問だ。
スペース・カウボーイ  クリント・イーストウッド、大健闘。生涯現役って感じだ。
スマイル・コレクター  フランク・ティリエ著「死者の部屋」の映画化。フランス映画。人の死なんて、結構簡単に訪れるものなんだなぁと思った。フランス映画らしく、さらりとしているから、そう思ったのだと思うけど。メラニー・ロランって、サスペンスにぴったりの女優だ。ストーリーはシンプルで分かりやすく、脚本も手堅く練られていた。映像もきれい。続編が観たい。
スラムドック$ミリオネア  「トレイン・スポッティング」のダニー・ボイル監督作品。イギリス映画だがインドが舞台。すべてがない交ぜになった、あのインドの香りが懐かしい。
スリー・キングス  ジョージ・クルーニー。エゴイスティックな欲望のために奪い合い殺し合って生きている様が、軽妙なタッチで描かれていた。
スリング・ブレイド  「ビリー・ボブ・ソーントンって、『チョコレート』に出てた彼だよね?ほんとに同一人物なの?」って思えるくらい、んもう成り切り&迫真の演技でビックリ仰天した。なんでビリーボブ演じる主人公が、あの家に住むことを善良な周りの人々が了承したのか、そのへんからよく分からないが、予想通りの不幸な結末で、悲しい映画だった。
S・W・A・T・  前半は間延びして面白くなかったが、後半は華麗なアクションの連続で、鍛え抜かれた筋肉もかっこよかった。SWATの中にも悪人っているのね〜。
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セイヴィア  殺し合いへと煽られる一人一人の心の弱さ・醜さ、そして潔いほどの生への諦め・・・悲しい映画だった。
セイブ・ザ・ラストダンス  何だか評判よかったらしいけど、私はチョット・・。 ダンスも斬新じゃなかったし、動きはKAT-TUNの方がよっぽど○。ストーリーも完璧なる二番煎じで、唯一、黒人マイノリティーの闘いのみが作品にリアリティーを与えている感じだった。
世界侵略:ニューヨーク決戦  予算がなかったんだろうなと思える場面がたくさんあった。発想は面白かった・・・かもしれない。敵も人間を使って地球を乗っ取ろうとするんだね。使われた人間が死んだら、第一次作戦は失敗なのね。作戦が緩すぎる。
世界侵略:ロサンゼルス決戦  →「バトル ロサンゼルス」参照
絶対の愛  絶対って何だろう。人間のすることに絶対なんてあるのだろうか。あると思うこと自体が傲慢だし、だからこその悲劇だと思う。医師を含め、登場人物は、みんな不幸。それなのに、個人的な欲望は最優先。人間の醜さ、愚かさが分かりやすく描かれた映画。
SE7EN  ブラッド・ピットとモーガン・フリーマン。殺人鬼との駆け引きが、こんな形で終わろうとは。
セブンイヤーズ・イン・チベット
(1度目の鑑賞)
 ブラピはかっこいいし、歴史も面白かったけど、淡々と話が流れていくばかりで、何かが足りない。
セブンイヤーズ・イン・チベット
(2度目の鑑賞)
 初めて観た時とは全く違う印象だ。あの頃は、チベットの歴史についても今ほどは関心を持っていなかった。チベット人のものの考え方・理想・哲学などがよく表れた作品で、チベットへの理解がいっそう深まった。きっとインドネシアに攻め込まれた東ティモールも、こんな感じだったのだろう。前回観た時は、この映画、淡々とし過ぎていると感じたが、それはチベットの平和を踏みにじった中国や、協調しない人間への静かな怒りだったのかもしれない。教育は大事だ。故国を永く遠く離れても、なおダライ・ラマがなぜ最高指導者たるのか、それはチベットの長い歴史と文化の完全なる伝承者だからなのだと思った。
ゼロ・ダーク・サーティ  ヴィン・ラディン殺害までのCIAの物語。ここのところ、9.11同時多発テロやボストン爆破テロがアメリカ政府のやらせだったとか、そんな情報にばかり接していたせいか、この映画を史実として見ようという気には到底なれなかった。アメリカのプロパガンダかもしれないもの。攻撃されたわけでもないのに、パキスタン政府の察知を恐れながら、夜中にヘリで押し入り強盗みたいな真似をして、その作戦、恥ずかしくないのだろうか。女子どもはほったらかしで、男だけ殺して貴重品を奪って逃げるなんて、どっちがテロリストかと思った。しかも一機は突入時に墜落だなんて、それも本当なんならドジ過ぎるのでは?
戦国 伊賀の乱  忍者映画だというのに生ぬるい。動きにキレもないし殺気もない。命がけの任務は敵も同じだ。ただの娯楽映画、アイドル映画のようだった。
戦争のはじめかた  あまりにバカバカしいプレ戦争風刺映画ってとこか・・・。軍隊とか他国の良民を殺せる人って、こういう人々なんだって言いたいのよね。ホアキン・フェニックスって石原良純にソックリ。
千年の恋 ひかる源氏物語  天海祐希。背が高くて顔も小さく、声も渋くてかっこいいではないの!着ている物も粋だったし、踊りも上手で、きりっとしてた。吉永小百合やかたせ梨乃は、さすがの貫禄で演技もバッチリだったし、常磐貴子もそれなりに頑張っていた。 が、松田聖子が出てきてそらぞらしく歌うのにはがっくり。 道長の死ぬ場面とか、なくてもいい場面も結構多く、全体的にバランスの悪い(構成が変な)映画だった。
戦国自衛隊  刀と槍の足軽相手に近代兵器で大量虐殺。何かこういうの嫌だなぁ。卑怯だよね。天下を取ったら昭和に帰れるなんて考えにも全然共感できないし。千葉真一を始め俳優陣がみんな若いので、そこはまぁ楽しめた。
戦場カメラマン 真実の証明  コリン・ファレル。原題の「Triage」とは、”選別”を意味するフランス語で、戦争や大災害が発生した場合にどの負傷者を治療するかを決めることを指すのだそうだ。胸に置かれた黄色のカードは治療を意味し、ブルーのカードは死を意味する。重傷を負った主人公マーク(コリン・ファレル)は、クルディスタンの医師による選別の結果、辛うじて生かされ帰国するのだが、自らもまた、無二の親友を選別したという贖うことのできない罪の意識に苦しむ。何と辛い現実なのだろう。人間が起こす戦争、誰かが儲ける戦争で、若い命が次々に消え、生き残った人々もまたその人生を奪われる。暗く悲しい物語。コリン・ファレルは名演だった。
センター・オブ・ジ・アース  ハッピーエンドって分かっているから、どんな災難に遭っても緊張感なし。全ての冒険がうまくいく。ドキドキワクワク感はないけど、映像も綺麗だし、適度に恐竜などの生き物も出てくるので、子どもも一緒に楽しめるほんわかした映画だ。大人も疲れた時にはいいかも。
セントアンナの奇跡  スパイク・リー監督。舞台はイタリア トスカーナ。第二次世界大戦中の実話が素材らしい。石造りの美しい家々、狭くて急な坂道、アール・ヌーヴォーの装飾が施された美しい教会、そこに集う素朴な人々・・・そこで起こった無惨な虐殺。一人の支配者の思いつきによって死んでゆくのは、子ども、老人、女性たち。計り知れない犠牲を払ってでも手に入れなければならないものとは何なのか、何が人間をそこまで堕落させるのだろう。
 そして数十年後、生き残った元兵隊が唐突に遂げることとなった復讐の意味は、人間は何のために生きるのかを我々に問いかけているようだ。戦争中の虐殺を悲惨に描写する一方で、復讐もまた突発的な殺人で完結する。悲しみだけが心に残る。
潜入 最も危険なテロリスト  実話に基づくフランス映画。フランスとパレスチナ、シリア、チュニジア、リビア等の関係が、二重スパイの青年を中心に描かれていて分かりやすかった。1980年代以降のPLOやファタハ、ANP、モサド等も、今まで違いがよく分からなかったのだが、これでスッキリ。結局戦争なんて、各国の指導者達の利害で左右される心理戦なんだと思った。奇しくも2015年、再びパリがテロに襲われ、今回もこんな感じだったんだろうかとリアリティを感じた。
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ソースコード  ジェイク・ギレンホール。失敗しても、繰り返し繰り返し同じ任務が課せられる。そして何度も死ぬ。人間の命なんて、ちっぽけで軽い物に思えてくる。爆弾犯が誰なのか、主人公と一緒になって考える緊張感があるが、それ以上に、科学に翻弄されるアナログな人間の、感情世界の崇高さが伝わる作品。
ソード-X  ドイツ映画。聖杯が何でそんなにありがたいのか、また、魔力を持つのか、不信心な私には全然ピンと来ず、大前提がそんなだから、あまりストーリーにも没頭できず・・・。それにイエスとマグダラのマリアの直系の子孫の血が必要だなんて、何たるパターナリズム。役者はそれぞれ魅力的だったし、修道院の描写とかイタリアの風景は、きれいではあった。
ソード・フィッシュ  ヒュー・ジャックマンがとってもかっこよかった!これは完璧! ジョン・トラボルタも悪役がバッチリで、アメリカ人の頑固な愛国心だとかおごりだとかががよく表れていた。
ソーラー・ストライク  世界を救うのは、アメリカ人のスタンドプレー?何だか、変な話だ。もうちょっと別の表現はできないんだろうか?北極の氷を核ミサイルで爆破して人類の危機を救う、なんていうのも「核もこんないい使い方もできるのよ〜。」っていう言い訳に見えた。しかもその核ミサイル、ロシアの潜水艦に撃たせてるし・・。ストーリーのどこを観ても、素直になれない映画だった。・・・but ダカスコスはイケメン
その男 ヴァン・ダム  スターがスター自身の役で出演するパロディ映画。スターはどこまでもセクシーでなければならない。しかし色気なんて年に応じて変化するもので、躍動感が若い頃のように醸し出されるはずもない。成長できないどこまでも哀しい男の物語。これを演じたヴァン・ダムは偉い。「マルコビッチの穴」をちょっと思い出した。
ソフィー・マルソーの過去から来た女  音楽と、フランス語の響きは好きだった。が、ちっともイケメンではないクリストフ・ランベールが相手役だし、ストーリーに深まりもなく、あまり面白みのない映画だった。監督・主演・脚本ソフィー・マルソー。
ソラリス  ジョージ・クルーニーの裸体にうぐっ!
ソルジャーズ・アイランド  クリスチャン・スレーター、かっこいいんだけど足りない。演技力も存在感も。ショーン・ビーンとかジェームス・クロムウェル、ヴィング・レイムスなどの豪華すぎるキャストの中で伸び伸びできなかったのかもしれないけど。ストーリーはハチャメチャ。ちっともこなれていない。悪ふざけの作品だった。
ソルト  アンジェリーナ・ジョリー。アクションがかっこよかったけど、大国のセキュリティってあんなもんなんだろうか?
それでも生きる子どもたちへ  ユニセフ発案の7人の監督による7編のオムニバスストーリーなのだが、最初の作品「タンザ」を観ただけで、しばらく落ち込んだ。内戦の続くアフリカの少年兵の話。毎日が死と隣り合わせ。一人忍び込んだ敵地の学校で時限爆弾を抱え、涙に暮れるタンザが、あまりにもかわいそうだった。


       

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