Yoshiko' review 1



★ 完璧なるネタバレですので、未見の方はご用心なさって下さいね。★

Index

             こ 



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カイジ 人生逆転ゲーム  藤原竜也、松山ケンイチ。いい役者なのは分かるのだが、ちょっと演技が重い。説明的でくどいセリフが多いので、こんな演技になるのかも?
カイジ 人生逆転ゲーム
(2度目の鑑賞)
 どんな映画もだが、原作の方が絶対いいのは分かっているので、機会があれば読んでみたくもある。
カイジ2 人生奪回ゲーム  お金って何なのでしょーねー?機械に夢や人生を託すっていうのも何だか謎で・・・。
怪談新耳袋
 幽霊マンション
  原作者の木原浩勝・中山市朗が、全国をまわり、「本当にあったコワイ話」を集めた怪談集の映像化。黒川芽以。
 怪談を観ていつも思うことだけど、幽霊が生きている人を呪い殺す場合、殺される方だってもっと生きたいという執念があるわけで、それなら殺される方だって幽霊になってもよさそうなもんだが、なぜそういう幽霊はいないのだろう? なんで最初に殺された人だけが強力パワーを持ち得るのか?それに同じ境遇にある少女の苦しみに共感できるほどの感性のある幽霊が、何で真面目で善良な人を殺すのか? ハテナがいっぱいでホラーに浸れず。
カウボーイ&エイリアン  ダニエル・クレイグとハリソン・フォード。ダニエル・クレイグは筋肉モリモリで姿勢も良く、クールな演技でかっこ良かったのだが、これを演じるには、ちょっと年が行き過ぎなのではないだろうか?(他に適任、いないのかしら?ヒュー・ジャックマンだったらどんな感じになるのかな?)などと思いながら観た。ハリソン・フォードも何だか情けない役回りだった。ストーリーにも目新しさがなく、全体として、いかにもアメリカンな娯楽映画だった。
カオス・ファクター   変に現実離れした展開。クライマックスもスッキリしなかった。
隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS  前半は、音楽がいやに耳に付く感じだな・・・とか、演技変・・・とか、子ども向きなのかなとか思いながら鑑賞。長澤まさみは意外にも好演だった。
過去のない男  私にとって、たぶん初めてのフィンランド映画。こんなにも笑顔のない映画ってのも、たぶん初めて。登場人物は皆、自分の仕事を淡々とこなすだけ。フィンランドって、希望も喜びもない国なんだろうか? だけど、若くもきれいでもかっこよくもない主人公たちが、幼い、まるで中学生のような恋をして、生きるエネルギーを見い出すところなんか、初々しさを感じた。音楽がストーリーとピッタリマッチしててい素敵だった。どこかコミカルだけど、もの悲しく、それでいて明日を信じられる、不思議な魅力の映画。お金がなくても年を取っていても、未来だけを見つめる力強さが清々しい。
華氏911  マイケル・ムーア監督のメッセージがストレートに伝わってくる映画だ。富める者がより富むことを欲して他国の善良な市民を殺し続けるのが戦争ビジネスで、狩り出されるのはアメリカの中でも無知で善良な若者か、貧しくて無知を強いられる若者なのだということや、ブッシュ大統領が私利私欲のためにアメリカ国民まで騙しているという彼の主張がすごくクリアに伝わってきて、悲しい気分だった。 エンディングを何であんなに明るい曲にしたんだろうとか、捕虜虐待事件をなぜ盛り込まなかったのかとか、素朴な疑問もいろいろ感じた。
風の谷のナウシカ  30年前は何も考えずに見ていたが、これが核戦争後の世界なのだと思って観ると、とてもリアリティを感じる。
家庭   ジャン・ピエール・レオー。こんなわけの分からん映画のタイトルが「家庭」?って不思議になるくらい、内容とタイトルがミスマッチ、かつパラドキシカルな映画だった。 頼りなくて煮え切らなくて意味のないことばっかりする お子ちゃま男を大らかに包む、そんな優しい女性にだけはなりたくないと思った。(まあ、なれるわけもないが・・(^^ゞ)
火天の城  西田敏行。安土桃山城建設に当たった名工・岡部又右衛の苦悩を描く。無茶振りする独裁者と、コミュニティで温かく生きる人間との対比が興味深かった。
神の子たち  四ノ宮浩監督 第2作。様々な賞を受け、海外でも評価が高いのもうなずける。人の心を動かす力のある秀作だ。制作者のこうした積み重ねが、矛盾に満ちたこの世を少しでも良い方向に導くのだと信じたい。のっけから描かれる赤ちゃんの死体、切断された人の足、重りを付けられて沈められた人の死体、崩落現場から掘り出された泥まみれの死体・・・・、たくさんの描写から、人の命に重みなんてまるでないかのように見えてくるが、それでも必死で生き、輝く子どもたちの姿に、やはり希望を感じる。未来はすぐには変わらないだろうけれど、それでも希望を持って生きていたいと感じる。
カミングアウト・オブ・ザ・デッド  えぐくてグロいシーンはいっぱいあったが、ちっとも怖くないコメディタッチのアメリカンホラー。
カル  韓国映画。少しずつ謎が解けていくサスペンス仕立てで、「シュリ」よりも現実的なストーリー展開だった。儒教の国で親子関係の病理が描かれていたのも意外な気がした。
カンフー・ハッスル  なに、これ〜っ!
感染創世記  ゾンビ映画。変にドキュメンタリーっぽさを狙ったのだろうが、カメラがぶれ過ぎて見にくかった。初めから、そう多くもない自警団の仲間がどんどん減っていくのだが、そのエピソード作りが何とも雑で、惜しかった。
完全なる脱獄  実話の映画化だが何度でも捕まるし、全然「完全」なんかではなく、結局最後まで黒幕も分からず、スッキリしない映画だった。
歓楽通り   フランス映画。少年心のプチ=ルイ役が、なんであそこまでダサダサのおじさんなのか、キャスティングに疑問も感じるが、自分のためには相手に何も求めない、ものすごく懐の深い恋愛物語で、心が安らいだ。愛がなくても身体はいつだって触れ合える、それだけに心が大事なんだという言葉も心に残った。狭い世界で織りなす人間模様が厚意に満ちていて、悪意や憎しみなどは微塵も描かれず、現実離れした適当さもあって、ハリウッドにもアジアにもない、フランスならではの味わいの、おとぎ話みたいな映画だった。
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危険なふたり  フランス語の響きとか、破滅的なふたりの世界観だとか面白かったが、そんな終わり方なん?って思える唐突な幕切れで、すっきりしなかった。ヴァンサン・マルティネス、素敵だった。
キス・オブ・ザ・ドラゴン  ジェット・リー。ストーリーはシンプルだが、「ロミオ・マスト・ダイ」よりジェット・リーが洗練されててアクションもかっこよかった。
奇蹟の輝き  ロビン・ウィリアムス。描かれていたのは制作者が望む世界観だと思うけど、こんなのってアリなのだろうか?家族を失い絶望して自殺した人(妻)が地獄に堕ち、愛するが故に彼女を追い詰めていった(助けることができなかった)夫が地獄から救い出す・・・私の目には、妻は夫に翻弄されるだけのお人形みたいに見えて、釈然としない映画だった。
鬼畜  松本清張原作。緒形拳、岩下志麻。これは名作。ストーリーも演技も景色も音楽(芥川也寸志)も楽しめた。邦画にしか醸し出せない味わいに満ちていた。昔昔観て、ずっと心に残っていた作品。緒形演じる主人公竹下は、「サイレンサー」のマイキー(キューバ・グッティング・Jr)に性格も境遇も似てるなと思った。人は、どんな悲しい過去を持っていても、簡単に鬼畜になれるものなんだろうか。
キッド  ブルース・ウィリス。40才って自分の半生を振り返るのに、最適の年齢だと思った。
機動警察パトレイバー  最後まで飽きずに鑑賞できた。1989年にしてこの内容。ユーモアもたっぷり。
機動警察パトレイバー2  前作に比べ、ものすごく叙情的。大人の香りのする作品。
ギフト  ケイト・ブランシェッドの表情の演技、秀逸。キアヌ・リーヴスをはじめ、脇役もみんな豪華で芸達者。前半、テレビドラマなのかしらって思えるような間延びした部分があったものの、後半はテンポがよくなり後味は悪くない作品だった。
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン  レオナルド・ディカプリオとトム・ハンクス。見かけ上、レオナルド・ディカプリオに高校生役はちょっと・・・とは思ったが、演技はとてもよかった。。スピルバーグ監督との良好な関係が見てとれる。実話らしく、世の中にはすごい詐欺師もいたもんだ。話がテンポよく進み、2人の掛け合いも面白く、安心して観ていられる作品。
キャット・ウーマン   ハル・ベリー。「チョコレート」の時より更に若々しく妖艶で、シャロン・ストーンもお肉が取れて完璧バディ。40過ぎのお金持ち役にしてはあまりに強いので、この人もキャットパワー?なんて思ったが、結局面の皮が厚いだけの一般人だったところがちょっとガクッときた程度で、他は「スパイダーマン」みたいなあっさりした英雄ものだった。 別にラジー賞(その年最悪の映画に贈られる)ってほどでもないんじゃないの?
キャラクター 孤独な人の肖像  愛に飢えた少年のような青年のお話。味のある俳優揃いだった。ヨーロッパの気品ある風景もきれいだった。
ギャング・オブ・ニューヨーク   レオナルド・ディカプリオ。数年の間になんでこんなに顔が変わるんだろう?(レオさま) 不思議だ。 最初のシーンがあまりに劇的だったせいか、ストーリーはちっとも面白くなかったが、ちょっとだけアメリカの歴史に詳しくなった気分。
ギャンブル・プレイ  え?これが結末?そんな方法で強奪するだけなら、他の諸々は全部お遊びって言うか失敗しただけなの?どこがエレガントなの?ナッサ・クニアニチェは、ミラ・ジョボビッチを初めて見た時のような衝撃のある女優だった。
宮廷の料理人ヴァテール  「ヴィドック」の時もそう思ったけど、ジェラール・ドパルデューって普通の中年にしか見えないのに何でいつもいい役なの? 宮廷貴族の軽薄ぶりはよく分かったし、それを支える職人たちの苦労もよく分かったけど、心理描写がはっきりしなくてあんまり共感できない映画だった。
CUBE  登場人物が、とっても少ないんだから、それぞれの人物像を更に丁寧に描いていたら、もっと味わい深い密室心理劇になったんじゃないだろうか。それに、誰がどんな意図のもと彼らをCUBEに閉じ込めたかっていう一番肝心な部分が抜け落ちていて、観る側としては不完全燃焼。因数分解やデカルトの座標の話もあっさりとした展開で分かりづらく、何だか拍子抜けしてしまう映画だった。
驚愕雪崩  政府の強制買い上げで新疆がとても貧しかいという点以外では、これが中国映画なのかと不思議に思った。公安が金の密輸をする採掘人の命を守ろうとしている。まさかの人権擁護映画なのか?いやいやそれはあり得ないでしょう・・・。主人公はハーフっぽいイケメンだし、もしかしてネイティブ中国人の制作ではなかったのかも。
キラー・エリート  ジェイソン・ステイサムとロバート・デ・ニーロ&クライブ・オーウェン。実話が基なのだそうだが、殺し屋が変に人間臭かったり、大富豪のセキュリティが甘々だったり、どこか現実離れしていてほっとする作品だった。
キラー・ビー 〜殺人蜂大襲来〜  家族愛にこじつけようとする嫌な雰囲気。蜂に全身を刺されて命の危機にあるフィアンセを放っておいて新しい恋だなんて、ちょっと・・・なフランス映画。
キリング フィールド  ニューヨークタイムズ記者としてカンボジア内戦を取材したシドニー・シャンバークの体験の映画化。制作者によると、シドニーと、カンボジア人記者プランとの友情がテーマなのだそうだが、それよりも、妻子と別れ祖国に残り、記者としてその惨状を外国に伝えようとしたプランへの共感で、胸が震えた。プランを演じた役者は素人ながら、ポルポト政権下のカンボジアを実際に生き抜いたカンボジア人で、その淡々とした演技が返って哀しかった。プランは脱出途中、クメール・ルージュの幹部に捉えられ、知識人であることを知られてしまうのだが、幹部はポルポトの思想に染まっておらず、クメール・ルージュの中にもまっとうな人間がいたということが分かって、ほっとした。
キル・ビルvol.1  ドラマがないっていうか、単調なお笑いになっていて(特に後半の日本でのシーン←夫は後半が面白かったと言ったので、感性の違いを実感した!)、ハチャメチャさだけを狙ったとしか思えない脈絡のなさ。 腕も首もポンポン飛んで、血は噴水の如くピューピュー吹き出るし、ユマ・サーマンの美しさは引き出せてないし、服部半蔵もわけの分からん存在。 で、最後は「怨み節」(ただし、字幕なし)で、アクション映画っていうよりカルチャーショックを味わうための娯楽映画って感じだった。 
キル・ビル Vol.2  香港映画みたいだったりウェスタンみたいだったりメキシカンみたいだったり、エンディングロール直前は、めちゃ和風(梶芽衣子の「怨み節」) 何でもアリの元気な映画だった。(ちょっと長い・・・) 所々、変な場面が出てきた(パイ・メイおじいさんは、あまりにも変!ホテルで襲われたシーンもとっても変な展開だった。監督は女って性を幻想的に見てる。) けど、全体的に、個性たっぷり、タランティーノ監督の才能とやんちゃぶりがにじみ出てる映画だった。 いつも気になる字幕翻訳は、無理な意訳もなかったし、よく見る戸田奈津子さんのと違って新鮮だった。 それにしても、ユマ・サーマンってアーリア系の素晴らしい骨格。カンフーも演技もかっこよかったし、アンジェリーナ・ジョリーの上をいってる。
疑惑の幻影  「嵐の中で輝いて」の頃から思ってたのだが、メラニー・グリフィスがなんでこんなにいろんな映画に出ることができるのか、とっても不思議だ。使いやすい役者なのだろうか? 内容は、社会派映画というほどの提案性もなく、オチも簡単で、何だか中途半端な映画だった。
緊急接近ZONE  ストーリー展開が遅く単純だし、音楽もわざとらしく、役者も周りはいいけど主役が一番かっこよくないし・・・・。アメリカ人が世界の正義漢を演じ、東欧人を殺しまくるのも嫌な感じだった。
キング・アーサー  心理描写が荒削りで、伝説に従ってただ話がスラスラ流れていくだけだった。 クライヴ・オーエンでは役不足かも・・・。音楽も、荘厳だけどわざとらしかった。
キングダム・ソルジャーズ 砂漠の敵  ドキュメンタリーを観ているようだった。イギリス兵だって一人一人は素朴で誠実な一市民なのに、罪なきイラクやクェートの一般人を追いつめるうちに自分自身を見失い、狂っていった。米英は、イスラムの流儀はもちろんのこと、自国民をも尊重せず、ただ自己満足に浸っているだけに見える。自分以外を尊重できないから、他者と歩み寄るなんてできない。もてあそばれる若者の忠誠心、愛国心。人間とは、どこまで利己的なのだろう。
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クイーン  こんな描写OKなの?って思えるものも数々あった。王室や首相への取材なんて当然できないはずなので、全て想像でできた映画には違いないのだが、これが情報社会であり、大衆というものなのだろうなと思った。悲しみの中にこそ怒りが生まれるということもよく分かった。鹿はダイアナ。魅力的であるからこそ追い回される。共感こそが人間らしさと言えるだろう。悲しいお話だった。
クィーン・オブ・ベルサイユ
大富豪の華麗なる転落
 人生で最も価値あるものを確かめさせてくれる映画なのかも?アメリカ一大きな邸宅を建設中の大富豪から、リーマン・ショックによって莫大な資産を手放すことになったシーゲル夫妻のドキュメンタリー。
偶然の恋人  演技や脚本がわざとらしいところがたくさんあったし、あまりに堂々としてないベン・アフレックにちょっとムッとしながら観た。アメリカ社会風俗の研究にはなったかも。ベン・アフレックって、なんでああいう役(努力しないお金持ち系)が多いのかな?アルコホリックらしさも演じきれてないし、苦悩っぷりが軽々しくて、違う役者だったらもっと深みが出せたと思う。
グッド・ウィル・ハンティング旅立ち  マット・デイモン。音楽もストーリーもセンチメンタルで、私はこういうの全然ダメだ。マット・デイモンとベン・アフレックが脚本ってことで話題性充分だとは思うけど、これがアカデミー賞って、ちょっと信じられない。
グッド・ウィル・ハンティング旅立ち
(2度目の鑑賞)
 だから青臭い、ひたすら青臭い。主人公はもちろんのこと、周囲の大人もみんな青臭い。前回と違った発見があるかと期待したが、私には無理だ。登場人物の誰にも感情移入できない。評価の高い作品であることが不思議でならない。主人公の生育歴をもっと掘り下げても良かったんじゃないかと思う。短期のカウンセリングで心を開くほど、簡単なトラウマなんてあるのだろうか。
グッド・シェパード  マット・デイモン。ロバート・デ・ニーロ監督。ロバート・デ・ニーロはチョイ役で出演もしてるけど、何だか随分老けちゃって。2時間50分。長っ!
 秘密結社とか家族の守り方とか移民への冷たい扱いだとか、自由の国アメリカだからこそ出来上がった感性なんだなと思った。(職場の中で男性が女性を排除し妙にまとまるあの感覚と似ている。)強国への脅威は、自らの尊厳を守り奮い立たせるための妄想に過ぎないのかも?
グッドモーニング・ベトナム  ロビン・ウィリアムス。ベトナムでDJとして働いたひとりの男の物語。しなくてもいい戦争をして、奪わなくてもいい命を奪ったアメリカの何たる愚かしさよ。「グッドモーニング」とか「グッバイ」とか、アメリカ兵には帰る国があるから言えるのだ。「挨拶はいいから、もうお帰り」、そう思いながら観た。
靴に恋して  「バベル」によく似た人間ドラマ。みんな愛を求めているのね。ヨーロッパの映画は、人間の悲哀を感じるっていうか、自分自身への誇りを感じる。スペインの風景、とってもきれいだった。
グラディエーター  情念があるから歴史は創られ、人は生きてゆけるのだと思った。 自分で生き方を選べなかった人々が、それでも必死で生きようとする姿が、時代という波に煽られる現代の子供たちの姿と重なった。明日を信じ、夢を持って生きていたい。
グランドクロス ドゥームズデイ  地球の終末が7体のモアイ像のお陰で回避される話。主人公には魔法の杖を使用する権利(相続権)がある・・・血縁って大事なのね・・・。釈然としない場面が多かった。
グランドクロス・レボリューション  古代遺跡やオーパーツ好きの私としては、ちょっとウキウキして見始めたのだが・・・何だか全然ピンと来ない。ピラミッドなどのCGも、本体が精密な割には周辺のグランドなどの処理が雑で臨場感がないし、人類の危機だと言うのに私的な思惑でチマチマやってるし、ちょっとがっかりな映画だった。
クリーンスキン 許されざる敵  ショーン・ビーン演じる諜報員と、テロリストの戦い。利用されるのはいつも純情な若者で、甘い汁を吸うのは保身のうまい汚い大人。それは諜報員だってテロリストだって同じで、結局この世は、そんなどうでもいい大人達の思いつきみたいなゲームのために、悪い方へ悪い方へと堕ちていっているんだと思った。
グリフターズ/詐欺師たち  え?これが結末なの?ほんとの母親のはずよね?主人公はリリー(アンジェリカ・ヒューストン)だってことが最後の最後に分かったが、だったらもうちょっと妖艶な女優を持って来てもよかったんじゃないかと思ったりもした。
クリムゾン・リバー   ジャン・レノとヴァンサン・カッセル。制作費は、フランス映画にしては破格の18億円だったそうな。内容はまぁドラマティックではあった。
クリムゾン・リバー2   脚本は、リュック・ベッソン。ジャン・レノの相棒は、ヴァンサン・カッセルより更にかっこいいブノワ・マジメル。聖書の謎解き?ってワクワクしたけど、謎はちっとも解けず。あんまり恐くないJホラーと、ちょっと似てるような気が。
クリムト  山口県で劇場公開されなかったので、当時とても残念に思っていた。やっと観ることができる!・・・と大いに期待して観始めた。ジョン・マルコビッチは、確かにいい役者だと思う・・・・。構成も面白い・・・・が、肝心のクリムトの人物描写は期待を大きく下回るものだった・・・。これが、あの素晴らしい絵を描くグスタフ・クリムト?違うよね?狂気しか伝わって来ない・・・。苦悩も葛藤も、周囲の人々との関係性も、描ききれていない。ガックリきた。
クルーエル・インテンションズ  ラクロの小説『危険な関係』の映画化。主人公3人がそれぞれ2つの顔を使い分けていて面白かった。内容は、いかにもアレレ?だが、部屋も庭も車もファッションも、綺麗でおしゃれ。ライアン・フィリップ、かっこい〜〜〜〜。これぞまさしくピカレスク・ロマン。続編も興味あるし、ジョン・マルコビッチの「危険な関係」とも観比べてみたい。現代風にアレンジした点で似ているディカプリオの「ロミオとジュリエット」より、かなりいい出来だと思った。
クレイマー・クレイマー  仕事も子育ても、性別なんて関係ない。人間らしい魂の問題なんだと思った。
グレムリン  戦い、悩む人間の姿をテーマにした方がよいと思った。
クロコダイル・ダンディー  コメントしたくない。=ひど過ぎる!
クロコダイルの涙(1度目の鑑賞)   ジュード・ロウ。原題は「The Wisdom Of Crocodiles」←こっちの方が邦題よりよっぽどいい。こういう爬虫類的な超人の役って彼にピッタリだ。最初の場面のヘアースタイルでぐぐぐっと来た。彼ってぬわ〜〜〜んって美形なのだろう。他人の血をすすらなければ生きてゆけない(自分は出血しちゃならない)吸血鬼なのに、彼女を救うために刃物男に立ち向かう(これもcrocodiles's wisdom?)ところもチョーかっこいいし、住んでる部屋も、野外の景色も美しく、私にとっては映像全体にのめり込める素敵な作品だった。ジュード・ロウには是非この路線を突っ走ってもらいたい。 
クロコダイルの涙(2度目の鑑賞)  愛と憎しみ、支配欲と自己犠牲etc、人間の二面性が切なく描かれていて、好きだな、こういうの。ジュード・ロウが輝いていた。
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Kー19  アメリカ人がロシア人を演じることに最初はかなりの違和感を感じた。ハリソン・フォードは憎まれ役だった(かなり憎たらしかった!)けどそれなりの名演。世界平和のはかなさだとか、壊滅と紙一重の人類のはかなさ、ちっぽけな人間の働きの偉大さ等が、リアルに表れていた。遠い昔なんかじゃない実話であることが観客には大きなインパクトだと思うけど、この作品を旧ソ連の人たちはいったいどんな気持ちで観るのだろう?アメリカの愛国者たちはどんな気持ちになるんだろう??
激震地L..A.  カーアクションはよかった。ストーリーは、あまりに分かりやすかった・・・。災害被害者を救い出す苦労を描いたのがパニック映画だという括りをするならば、これはパニック映画ではない。となると、このタイトルは観る人の期待を裏切っているよね。
県庁の星  織田祐二・柴咲コウ。新鮮味がないぶん、安心かも。
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恋する遺伝子(2回目の鑑賞)  ヒュー・ジャックマンとアシュレー・ジャド。1度目の鑑賞の時はそんなに感動もなかったけど、私も人生の機微が分かるようになったとでも言いましょうか、アシュレー・ジャド 演じる主人公の健気さが泣ける映画だった。・・・これ、コメディなんだけどね。(^^ゞ  ヒュー・ジャックマンの筋肉、完璧!
恋空  息子に「こういうの好きじゃないんじゃないの?」といぶかられながらも、泣きながら鑑賞。韓国ドラマみたいだった。
恋におちて  若い若いメリル・ストリープとロバート・デ・ニーロ。両者名優だ。心底演じている。目の演技がすごいし、二人の魅力を最大限に引き出した監督の力もなかなかだと思った。恋愛物って、私の最も苦手とするジャンルだが、最初から最後まで胸がキュンキュンした。景色もファッションも、なんかものすごく懐かしかった。
恋におぼれて  無茶苦茶やってもキュートなメグ・ライアン。何だかほっとする映画だ。
恋のためらい   アル・パチーノ。 背中に哀愁がにじんでいて、50歳前になってあの色気とは、なかなかのものだ。
恍惚の人  有吉佐和子原作。三國連太朗・竹下景子主演。文学のすごさを感じた一作。原作の緊迫感・臨場感は映像だけでは表現しきれない。時間に制約があるせいか、心情や体験の意味を掘り下げる場面はスレスレまでカットされ、ちょっと消化不良だ。が、それでも三國や竹下は好演だし、インパクトのある作品ではあった。家族の愛って何なのか、人生の意味、生き方・死に方、自己実現の方法、社会制度の在り方、人としての尊厳とは・・・などなど、多くのことを考えさせられた。 
交渉人 真下正義  主人公が青島(織田裕二)みたいにギンギンにならないのは好みだが、犯人も分からずじまいで200万人の人質を取られたと言う割には緊迫感もない。交渉人なのに大した心理戦がないのも残念。
ゴーストシップ   「それだけの魔力があったら船の修理なんかやっちゃえば?」とか、「船長が汚れなき魂?」とかいろいろ不思議に思うことはあったが、恐怖映画だから仕方ないか。(^o^;) 
ゴースト・フライト407便  タイのパニックホラー映画。お笑いも満載だったが、何かの伏線と思えるシーンが、実は何の意味もなかったりして、期待とがっかりの繰り返しだった。
コーチ・カーター  サミュエル・L・ジャクソン。人生に大切なものを教える人こそ大人なんだと思った。

コード60老女連続殺人事件

 スペイン映画。スペイン語の早口っぽい響きが新鮮で良かった。実際にスペインで起こった事件の映画化で、スパイスを効かせるためか上司と部下の恋愛が盛り込まれていたのだが、謎解きのない犯罪描写のため、つい目がそっちに向いてしまう・・・。子どもまでなして知らんぷりで7年間。自分は家庭とキャリアを順調に積み重ねるなんて、よくある話かもしれないけどひどいな。子どもと主人公の母がなかなか出てこないので、もうてっきり事件に巻き込まれたのだとハラハラしたが、それもなく、こんなタイトルだが純粋に恋愛映画として楽しんだ方が良かったのかも?

GOUDATSU 強奪  イギリス映画。7000万ポンドの大金を狙って銀行に入った強盗一味
極道の妻あっち三代目姐  三田佳子、かたせ梨乃、三枝成章の音楽もかっこ良かった。社会の浄化のために極道があるかのような表現はどうかと思ったが、なにせストイックで、それでいて直情的で、わくわくする感じ。バブル絶頂期のゴージャスさも出ていたし、楽しめた。
CODE46  イギリス映画。クローン人間もいっぱいで、そのため遺伝子情報は徹底的に管理され、不適合のカップルは愛した記憶さえも消されるという近未来が舞台。だけどどれだけ管理され、記憶を消されたとしても、再び出会えば惹かれ合う、何て人間らしいのだろう。
ココ・アヴァン・シャネル  男社会に敢然と立ち向かい切り込んでいく姿がかっこよかったが、当の本人は周囲の無理解にどんなに苦しんだことかと思う。常識に囚われず自由な発想で生きる人のお陰で、これまでもこれからも、時代は進んでいくのだと思った。
ゴッホ最後の70日〜ひまわりの画家はあの日、殺されたのか?  右利きの彼が、左脇腹から右腿に至る銃弾を撃ち込むのは、やっぱり不自然。耳切事件も考えてみれば謎だらけだ。彼は、彼の呼びかけに応じて共に暮らしたゴーギャンを大事にしたかった(守りたかった)んじゃないだろうか。奇行は多かったかもしれないが、ものすごく優しい心の持ち主だったのだと思う。結局、いろんな人に利用され、真実を語らないまま生涯を終え、何て孤高の人なのかと思う。贋作が出回るのは仕方ないにしても、それもゴッホ作品だと信じられているのは、ちょっと許せない気がする。
 「ドービニーの庭」はひろしま美術館にあるので何度も見たが、この絵がゴッホの名誉を守るきっかけになった(かもしれない)のはちょっと嬉しい。
コンスピラシー  自信過剰なトンデモ男が資産家に利用され、架空の殺人の容疑者になって刑務所行きとなるサエない話だった。俳優がかっこよくないので、ジゴロの設定にもリアリティがなかった。
コントロール  愛と信頼のある人生とそうじゃない人生、どっちも経験した男の物語。はたして犯罪被害者は、犯人がどんな状態になれば癒されるのか。充分反省し、いい人になるのと、凶悪犯のまま死刑執行されるのでは、どちらがスッキリするのだろう?どんなふうにも癒されないから、反省した犯人には極悪のままでいいから死刑を望み、死刑になった犯人には果たされなかった改心を望みつつ鬱々と人生を過ごすのだろうか?社会は獄悪人をどんなふうに扱えばいいのだろう?
コンバッション  音楽がかっこいい。中年の役者達も、みんなキリッとしていて渋かった。・・・が、ストーリーはお決まりのパターンで面白みがないし、長年連れ添って、その結果、感性のズレを生じている夫婦の修復って、こんなに簡単なもんかねぇと思った。
コンフィデンス  エドワード・バーンズとレイチェル・ワイズ。詐欺師って、何を心の拠にしているのだろう?何を信じて生きているのか?初めは、何て単純な・・・って思いながら観ていたが、どんでん返しに次ぐどんでん返し・・いったい誰が味方なのか分からなくなり、それが最後まで楽しめた。
コンフェッション(1回目の鑑賞)  ジョージ・クルーニー初監督作品。全然楽しめない映画・・・。ブラッド・ピットもあれじゃあねぇ・・。コメディのようなサスペンスのような、わけの分からん映画だった。 結局全ては妄想・・・って解釈でいいんだよね?
コンフェッション(2回目の鑑賞)  前に観た時よりよかったような・・。 サム・ロックウェルがなかなかの存在感だった。



       

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