万倉の大岩郷 ・ 吉部の大岩郷 (美祢市)


* _____国の天然記念物 _____ *

すご過ぎて泣ける!

山口県に、こんな奇観、秘境があったなんて。
何十年もこの地に住んできて、今の今まで知らなかった。
超穴場中の穴場、知られざる秘密のスポット。

国の天然記念物だから、もっと知られてもよさそうなものだが、
たぶん私と同じように、ここの存在を知らない県民は多いんじゃないかと思う。

観光バスも来ない、おみやげ屋もない、(トイレと駐車場はあったよ。)・・・だけど、他県にはない(←たぶん)秘境、それが大岩郷だ・・・と思う。

何がすごいかって、川もない所に、こんな大きな、7mくらいまでの岩がごろごろ大量にあるんですのよ。
そこだけに集中して。

表面だけではなく、恐らくは何mも下まで、岩だらけ。(1m下くらいまでは目視できた。表面ほどには風化していない岩が、幾重にも積み重なっていた。)
コケがむしている所も、大木が生えている所も、タヌキやクモが生活している所もあるけど、何しろあたり一面、岩だらけ。

大地変動起因説と、洪積世の河川作用説の二説あるらしいけど、もしかしたら、その形成にはもっと他の理由があるかもしれないし。

謎に包まれた大岩群、それが万倉と吉部の大岩郷。
これをミステリーと言わずして、何と言えばいいの? (一人で感動)(^^ゞ


2つの大岩郷  〜万倉と吉部〜
 岩の種類は、どちらも「石英閃緑岩」・・・というらしい。
 
 岩のまわりの植物も、大切な学術資料になっているのだとか。

 万倉の天然記念物指定は昭和10年12月24日。吉部の指定は明治時代らしい。

 万倉と吉部は、車で20分程度離れた所にあるのだけれど、この2つの場所は、いったいどういう関係なのだろう? タイムスリップでもして知りたいぞ〜!


* _____ 万倉(まぐら)の大岩郷 _____ *

大岩の海
 案内板には広さ「27ヘクタール」と出ていたけど、「2、7ヘクタール」の間違いなんじゃないかと思った・・・。案内板には、他にも字の間違いあったし。それとも、見えないところにも岩が埋まってるのだろうか?
 標高は320〜380mで山腹の平均傾斜は約16度。全体が斜めになっているので、ずーっと先まで見渡せる。
延々と続く大岩の海。
この岩の上を、せっせ、せっせと登って観光。まさに天然アスレチック。
私にとって、今現在のこの時より、大きな岩は見れないんだと思うと、更に感動が。
真ん中で切れてズレ始めている岩。この岩も風化して丸くなっていくのね。
岩の隙間から伸びる新たな生命

岩の間で獲物を待ちかまえるクモ。きれいなクモの巣を張っていた。

* _____ 吉部(きべ)の大岩郷 _____ *
 こちらにも、無数の巨岩が。万倉よりも、少し湿っぽく、こけも多い気がした。
 植物は10数種類生息しているらしい。
 こちらの広さは3ヘクタール。
ひとつひとつの岩が、万倉よりちょっと小さく、丸っこい(最大のもので4m)。
風化が始まるのが早かった(形成が先)ってことよね?
地元には、「昔、大男が担いでいた天秤から、大岩がこぼれ落ちてできた。」という民話が伝わっているそうだ。
線描状のものが見える・・・ような気がする・・・・。違うかも?
木立のこちらと向こうとでは、こんなにもハッキリと景色が違っている。
一点から、卵みたいに、ぼこぼこと湧いて出たって感じだ。
ここが先端部。(扇形の先っちょ)
 
 え?ナニナニ? 島根県三隅町室谷地区にも同じような巨石の海があるのですって? 

 それは是非とも行って、この目で確かめなくては!


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----- 8.17.2005 -----

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