ロンドン・ケンブリッジ
・ブリュッセル・香港
2004/8/04〜8/09

欲張り過ぎて、相当ハードな旅だった。歩きまくって筋肉痛じゃ〜・・・(^^ゞ

旅  程
8/4 香港

8/5 ロンドン

8/6 ケンブリッジ

8/7 ブラッセル

8/8 ロンドン

8/9 帰国
長男は、1日1万歩くらいじゃないかと言ってたけど、3万歩は歩いた気がする・・。
帰国前にdown、なんてことにならなくてよかった〜 ε=(∇ ̄ ̄ ̄〃)


8月4日(水) 香港
 エアポートエクスプレスで空港から香港島へ(往復で130HK$)。早速、新しくて綺麗なオフィス街やショッピングセンター、裏通りなどを散策した後、地下鉄で、熱気むんむん、すごい混雑の九龍半島へ。九龍の下町、女人街では買い物三昧。食事も安くておいしかった。お昼に食べた飲茶入りの粉麺は、たったの200円で、すごいボリューム。アジアのパワーを感じた。他にも、骨付きの蒸し鶏などを食べたんだけど、食べ始めた後で鳥インフルエンザのことがちょっと頭をよぎった・・。もう、鶏食べてよかったんだっけ?
何でも揃う女人街

夜の通菜街
 買い物の後は、再びエアポートエクスプレスで空港へ。エアポートエクスプレスは、ゆったりシートで窓も大きく、飛行機の乗り継ぎもシートモニターで確認でき、なかなか快適な乗り物だった。
 香港では、乗り物や駅、空港、トイレなど、あっちこっちに禁煙マークがあった。違反すると5000HK$の罰金なんだって。1HK$=約15円なので、なかなか高い。


8月5日(木) ロンドン
 早朝、ロンドンに到着。前日と打って変わり、地下鉄(愛称チューブ)も食事代も、全て高い! 地下鉄なんて、たったの一区間でも2£(1£=約222円)。列車は妙にこぢんまりして狭く、クーラーもついてなくて(例年8月の平均気温が17℃だから無理もないんだけど)、とっても暑かった。 駅にトイレがないのも不便だった。
 しかし、感心することには、ほとんどの美術館が入場無料(ただしクーラーなし)。あれだけのものを展示していて無料とは!

 午前中行った所は、ピカデリーサーカスを起点に、トラファルガー・スクエア、ナショナル・ギャラリー、国会議事堂、ビッグベン、タワーブリッジ(隣のロンドンブリッジも)、幽霊の出る(?)ロンドン塔、スフィンクスの向きが本家エジプトと違っているクレオパトラの方尖塔、セントポール大聖堂、ウエストミンスター大聖堂、ウエストミンスター寺院、赤と紫の花咲き乱れるバッキンガム宮殿、首相官邸、ウェディングケーキのモデルになったセントブライド教会、セントジョージ教会等々・・・、あと、オールドボンドストリートのブランドショップ散策ね。Y(^^) (何と、オールドボンドでは、スリの被害者の30%以上が日本人なんだそうだ。ふえっ\(◎o◎)/)
 
 ナショナル・ギャラリーでは、ゴッホの「ひまわり」やクロード・モネの「睡蓮の池」、レンブラントの自画像等々を間近で鑑賞。手を伸ばせば届く距離。ボディチェックも全然ないし、いったいセキュリティはどうなってるのかしらと、いらぬ心配もした。

 お昼はピカデリーサーカスで日本料理を食べてみた。味もメニュー(日本語だった)も、やってるテレビ(NHKだった)も、日本と全然変わらなかったんだけど、店員の接客態度はやっぱりブリティッシュだった。

 午後は大英博物館へ。もう、なんたって、スゴイの一言に尽きる。世界中の膨大な財産が保管・展示されていた。でもこれ、ロンドンに飾ってていいのだろうか? ギリシャやローマ、エジプトにちゃんと返さなくっちゃならないんじゃないんだろうか? 企画物は、「Mummy the inside story」っていう3Dのドキュメンタリーをやっていた(6£)が、暗くて涼しかったので、眠りそうだった。(^^ゞ
タワーブリッジ

100年以上も前に造られた跳ね橋
衛兵交替のセレモニー。

この後、騎馬隊の引き上げも見学
大英博物館にて

よく見る像も、方向を変えて観ると、
ちょっと感じが違った。

大英博物館にて
バッキンガム宮殿の衛兵

まっすぐ前を向き、
微動だにしなかった。
大英博物館にて

かの有名なロゼッタストーン。
確かに3種の文字が石に刻まれていた。どんな人が、これを遺したんだろうか?
ナショナルギャラリー側から見たトラファルガー広場
大英博物館にて
第19王朝ラムセス2世の巨像の一部。すごーく大きかった。
大英博物館にて
ビッグベン

 命名は、建築に携わった工事監督のニックネーム説が有力らしい。
ロンドン塔
 他の人と結婚したいからって、元妻の首をはねるかしらねぇ・・。(ヘンリー8世のこと)ここには霊が出るそうで、、宜保愛子も霊視に来たらしい。
 ダイアナ元妃の葬儀も行われたウエストミンスター寺院の裏側。表は工事中だった。
国会議事堂
(正式名称ウェストミンスター宮殿)


ゴージャスだった。


8月6日(金) ケンブリッジ
 早起きをして、ロンドン・ビクトリア駅横の長距離バスターミナル、ビクトエリアコーチステーションへ。チケット売り場のお兄さんが、日本語もしゃべれるので感心した。日本人の彼女がいるんだそうだ。(「やっぱ英語上達の近道は、イギリス人の彼女を持つことよね。」って息子に言ったが、その時は「ふ〜ん。」って気のない返事だった。でも帰国したら、「イギリス人と結婚したいな。」だって!)
 バスに乗ってケンブリッジへ。なんでバスにもクーラーないの〜〜ぉ? 30℃を越える日が3日続いたとかで、イギリス人はみんな「暑い、暑い。」って言っていた。(日本は毎日38℃くらいだって言うと驚いていた。)市街を抜けると、車窓からは広々とした田園風景。それがどこまでも続いていた。麦畑ではミステリーサークルもどきの模様もいっぱい見かけた。

 ケンブリッジは、大学と教会と美術館だけの、小さい小さい街だった。こんな田舎でニュートンやダーウィン、ワーズワースたちが学び、世界一多くのノーベル賞受賞者を輩出したのか〜、と意外だった。(比較にはならないが、松下村塾を思い出した。)
 ケム川を小舟で下りながら、「ゴシックの華」と呼ばれるキングスカレッジや、クィーンズカレッジ、クレアカレッジ、トリニティカレッジ、セントジョンズカレッジ等々を見学した。船頭のお兄さんの英語が早口なので、んもう、神経を集中させて聞いたんだけど、半分くらいしか分からなかった・・・。(T-T)
 
 ケトルズ・ヤード(美術館)やラウンド教会等は徒歩で見学し、レストランでチーズがたっぷりかかったジャガイモ料理を食べ、スーパーで買い物してからロンドンへ帰った。

 週末だったせいかどうかは不明だが、ビクトリア駅のプラットホームで、ものすごくうるさい若者の大集団に遭遇。ビールを飲んだり歌ったり踊ったり、もう大騒ぎ。それで彼らと同じ列車に乗るのはよして、次の列車に乗ったんだけど、発車して少し行った所で駅でもないのにいきなり停車。で、次の駅は通過して列車をチェンジするっていうアナウンスが。何のことか分からなかったけど、周りの人が平静なので大したことではないんだろうと思って動くのを待ったのだが、もう暑いの何のって。蒸し風呂状態。数分後、や〜っと動き出したんだけど、ビクトリア駅の次の Sloane Square駅が近づくにつれ、またまたあの大喚声。何と、あの大集団はSloane Square駅でごっそり降ろされていた。で、通過する私達の列車に向かって喚声を上げていた。大音量だった。全然懲りてない・・(-_-;) 

船着き場

てっぺんの時計は、日時計
 船頭のお兄さんと、ケム川にかかる「ため息の橋」

キングスカレッジ

 木造の「数学橋」 ・・日本の技術を取り入れ、釘が1本も使われていないそうだ。

 右の2本の塔は、ドイツ式とか何とか言ってたような気がする・・

石畳の路地

 手前の赤いシャツのおじさんファミリーは、スペインから来たそうだ。


8月7日(土) ブラッセル
 またまた早起きをして、ウォータールー・インターナショナル駅からユーロスターに乗って、ベルギーのブラッセルへ行った(チケットは、インターネットで予約しておいた。)ユーロスターのファーストクラス(往復で150$)は、食事付きでサービスもよく、とっても快適だったんだけど、走りそのものはやっぱり新幹線にはかなわないと思った。新幹線は世界に誇れる乗り物だ。意外だったのは、食事の時、ナイフやフォーク・ナフキンと一緒に、爪楊枝が出てきたこと。どっちの頭も削ってあって、日本の爪楊枝とは違う感じだったけど、西洋人はあれを何に使うんだろうか?やっぱ、歯をシーシーやるのかなあ?
 
 1991年に貫通した長い長い海底トンネルのドーバー海峡(日本の技術者が堀ったんだよね)を抜けると、車内放送の順番が「英語→フランス語」から「フランス語→英語」にチェンジ。ベルギーに来たぞ〜と嬉しかった。が、到着したガールミディ駅では、乗り場を聞いた駅員さんに英語が通じず、ちょっと不安に。(でも優しくフランス語の行き先を切符の裏に書いてくれた。)
 
 同じ日のイギリス入国の時には、いつ日本に帰るかとか、どの辺をまわってきたんだとかいろいろ聞かれたが、ベルギーへの入国はフリ−パスだった。インフラも充実していて、特に公共交通機関はただ同然(バスやトラムにも乗れる1日券を買った。土日は1枚で2人分)で改札もない。駅や停留所も近距離にたくさんあり、住みやすい町に違いないと思った。

 最初に行ったのは、最高裁判所。245の部屋と27の法廷があるそうで、ものすごく高くて大きな建物だった。(酸性雨が壁面のブロンズを溶かしていた!) 前面のプラエール広場では中世に絞首刑が行われていたらしい。
 次に気品漂うエグモン宮殿へ。そしてプチ・サブロン広場でエグモン伯や他のギルド職人のブロンズ像を見学し、ベルギー王立美術館で、ルーベンスやダイクの作品をじっくり鑑賞した。ここでも英語通じず。出口はどこか尋ねたら、それは英語かと聞かれてしまった!(ヨーロッパではexitって単語は使わないんだと、やっと悟った。)

 そして、芸術の丘を通ってブラッセル観光のメイン、グラン・プラスへ。ストリートからその広場に出た時、一瞬目を疑った。ゴージャス過ぎる。中世からずっとそのままの姿で保存されていたとは。グラン・プラスでは王の家(市立博物館)やセラクロースの像(右肩に触ると幸せになれるそうだ)等を見学し、いよいよ「小便小僧」へ。「これが世界一有名な小僧さんか〜、は〜、ちっこい〜。」と思った。
 
 その後、聖ミッシェル大聖堂やブリュッセル公園を散策し、地下鉄でガールセントラル駅からガールミディ駅へ。そしてユーロスターでロンドンに帰った。
最高裁判所から見た街の景色

エグモン宮殿

おとなしいお馬さんだった

王宮
 この日嬉しかったのは、長男が、「かーさん、小さいしお腹も出てないからおばさんに見えないよ。少女みたいだよ。」と言ってくれたこと。(=^Y^=)ノやっほぉ〜♪

完璧にお手入れされた「芸術の丘」

のどかなブラッセル公園

右端の黒っぽいアール・ヌーヴォーの建物が楽器博物館
赤い帽子と服の「小便小僧」
 王の家(市立博物館)には、世界中から贈られた600着もの衣装が展示されていた。日本から贈られた着物や桃太郎の衣装もあった。
 敵に包囲され爆薬を仕掛けられた時、おしっこで導火線の火を消した少年を讃えてつくられたそうだ。
知らなかった・・・そんなに偉い子だったのか〜。
ギャラリー・サンテュベール
ヨーロッパ最古のショッピングアーケード
ギルド時代の建物が丸ごと残るグラン・プラス世界遺産に指定されている。真ん中の広場は石畳で、少し傾斜がついていた。
ユゴーはここを「世界一美しい広場」と讃え、コクトーは、「絢爛たる劇場」と称したそうだ。同感!
高さ83mの鐘楼を持つ市庁舎


8月8日(日) ロンドン
 1日限り乗り放題のoneday ticket(地下鉄とバス用)を使って、市内を観光した。
 
 最初、エンジェルのカムデン・マーケットに行ったが無駄足だった・・・開いてなかったのよね〜。うちの近所だとフリーマーケットは大抵日曜日なので、つい安心してしまっていた。いかんいかん。o(*≧◇≦)o″
 
 次にテンプルや王立裁判所に行った。こちらは日曜休館(お店も日曜はほとんど休み)って知ってたのでショックは受けなかったけど、中に入れないのはやっぱり残念だった。庭や門はとっても厳かで、よく整備されていた。
 ウォータールーブリッジそばのサマセット・ハウスは開館してたので、そこでのんびり美術鑑賞(クーラーが効いていた(^^)。ギルバート・コレクション(5£)はもう、すごいお宝揃いでびっくりした。
 
 その後、ケンジントンの自然史博物館へ。ここは大英博物館の分館だったそうで、展示物は膨大で圧巻だった。「地球ギャラリー」には、神戸市三宮の商店を模したコーナーがあり、床が激しく揺れる仕掛けだった。傾いた日本語の看板や、建物に押しつぶされた車(とても日本車に見えなかったが・・)の展示などもあった。
 
 それから、すぐそばのビクトリア&アルバート博物館へ。世界最大規模の美術館なんだそうで、総長11qだとかで、疲労も極致だったし、とてもじゃないけど制覇する(歩き回る)気にはなれなかった・・。ロンドンの美術鑑賞には最低でも2〜3ヶ月はかかると思う。
 
 午後6時、帰国便に搭乗した。ちょっと面白かったのは、フライトアテンダントに香港人か何かに間違えられたこと。その人とはずっと英語でしゃべっていて、日本到着間際になって、「日本語大丈夫ですか?」って聞かれたの。英語が下手過ぎた(あるいは上手過ぎた??なんちゃって)せいなのかもしれないんだけどね・・・(^^ゞ

 翌夜、無事に帰国。入国審査後、日本人の審査官に元気に「Thank you!」って言ってしまって、息子に笑われた。げ〜、恥ずかし〜〜〜っ!

水曜と土曜だけ開くカムデン・マーケット
日曜だから開いてなかった〜(T-T)
ロンドン名物、赤いダブルデッガー

 路線図が複雑で、思いもかけない方向に行ったりして乗りこなせなかった・・。(T-T) この日は、どこで降りようか迷っているうちに終点まで行ってしまった!

 

p.s.

助 け 合 い
 長男と2人で体当たりの旅ができ、とっても幸せだった。私が聞き漏らしていたり聞き取れなかったりしたことを、長男が教えてくれたり、現地の人に早口で尋ねられて困っている長男を私がフォローしたり・・そんな体験、日本じゃなかなかできないし。長男は、とっても頼りになった。
 
 それにしても、イギリス流のサービスにはちょっと閉口した。お客の前でぺちゃくちゃしゃべる(私語)し、お客が待ってるのにゆっくり仕事するし、文化の違いとは言え、馴染めない感じだった。チップの習慣も、何とかならない?

history repeats itself
 イギリスでもベルギーでも、歴史の上に成り立つ現代の姿を見ることができた。イギリスが世界に君臨していたことも、よーくわかった。外国との戦いで勝った軍人は、今でも英雄扱いだった。イギリスがイラクから撤退しないわけも、なんだか分かったような気も・・。手足に障害を負った帰還兵らしい人の姿も、幾人か見かけた。
食 べ 物
 イギリスにはおいしい物がないって聞いていたけど、本当だった。食べ物は、激甘か激脂か味ナシのどれかで、すんなり食べることができたのは、日本料理だけだった。日本から持って行ったお茶は、大活躍だった。
nationality と identity
 外国に出るといつもそうだが、自分が日本人だってことを、しみじみと感じる。見かけも考え方も、日本人そのものだ。あんまり関係ないかもしれないけど、髪染めてなくてよかった〜と思った。染めてる時に行ってたら、自分で自分のナショナリティーを否定しているみたいに思えたかもしれない。黒髪ってアジアンテイストですごくいい感じだし、私にとっては自分のアイデンティティの一部でもある気がした。

 福岡空港到着間際、海の中道で花火大会をやっているのが見えた。今まで、地上からだと空高くまで舞い上がるように見えていた花火も、上空から見ると、意外にも地上からほんのちょっとの高さの空中で弾ける花に過ぎなかった。外に出るっていいな〜、同じ事でも違って見える。視点を変えると別の一面が見えるって事なのよねぇ、なんて、妙に感動してしまった。
今 後 は ? 
 エジプトか、トルコ、ギリシャ、ロシア辺りに行きたいな。北欧も行ってみたい。

COPYRIGHT BY Yoshiko 2004ー
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帰りの飛行機で、トーマス・ジェーンの「パニッシャー」を鑑賞した。なんだかよくあるストーリーだったけど、
トーマス・ジェーンがかっこいいからまあいいか。憂いいっぱいで、笑わない演技、なかなかよかった。(^^)

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