大野原巨石墳群(香川県観音寺市)

椀貸塚、平塚、角塚の3つが大野原巨石墳と呼ばれている。
この3つの塚は、何と一直線に並んでいる。

 
椀貸塚
  椀貸塚は、直径約35mの円墳。6世紀末頃の築造。羨門は南向き。墳丘からは葺石や埴輪などは見つかっていない。。石室の全長は14mで、玄室部の長さは6.7m、幅・高さは約3.5m。

 「椀貸塚」の名前は、冠婚葬祭で大量の食器が必要になった時、この塚にお願いすると、翌日に食器が用意されていた昔話に由来すると言われているが、この名からたくさんの土器が出土または散逸した可能性もあると考えられている。

 大野原八幡宮本殿のすぐ裏に開口部があるが、横穴式石室の全長が四国最大級の古墳にしては、とても小さな穴だった。これで追葬できたのだろうか??
石積みはとてもきれいだった。
大切に守られてきたことが分かる。↑
 他にも小さな開口部を持つ古墳が辺りに数基あった。不思議な形の岩もたくさんあった。
2011(平成23)年11月、周囲に二重の周濠が発見された。↓


    周辺(境内)には私の大好きな丸い石も、いくつかあった。→
平塚
 直径49m、濠を有した香川県最大の円墳。7世紀初めの築造で、椀貸塚の次に古い。羨門は南向き。玄室の長さは6.3m・幅2,85mで、天井石に1石だけ花崗岩が使用されている。(平塚より古い椀貸塚は全て砂岩で、新しい角塚は全て花崗岩)
 玄室内から須恵器が出土している。
 施錠されていて見ることはできなかったが、玄室側壁の巨岩には鉄ノミの使用痕がはっきりと残っているらしい。 墳頂部が平たいのが特徴。
玄室上部には、石垣が築かれていた。 東に古い墓地があった。

角塚
 椀貸塚古墳の南西500mの地点。1辺43mの方墳。玄室の長さは5.4m、高さは2.3m。7世紀の築造。
 こちらも施錠されており入れなかったが、横穴式石室の奥壁、側壁はほとんど一枚の石でできているらしい。
学術調査中だった。各地層の深さを測っていたみたいだった。
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