!装飾古墳!

熊本県立装飾古墳館(熊本県山鹿市鹿央町岩原)
いのちのたび博物館(福岡県北九州市八幡東区)
王塚装飾古墳館(福岡県嘉穂郡桂川町)
 
当たり前だが装飾古墳館では装飾古墳だらけだった。1日中でも見ていたいほどだった。
どんなに絆が深くても、死という別れを今よりも圧倒的な頻度で覚悟しなければならなかった時代の死生観が、そこに表れていた。
祖先の魂が込められているこれらの装飾を読み解くことができたら、自分の魂も救われるような、そんな気がする。
<王塚古墳>のレプリカ〜熊本装飾古墳館
  「王塚古墳」は、福岡県嘉穂郡桂川町(けいせんまち)大字寿命(じゆめい)にある装飾古墳。昭和9年に偶然発見された。
 現地では前方後円墳が再現されている。
 石室の上の上まで(天井まで全部)、豪華絢爛な装飾が施されていた。整然と並ぶこの白い点は、星らしい。
 石室は横穴式。この石枕、エジプトのミイラの埋葬を彷彿とさせる。
王夫妻のダブルベッドらしい。両脇に直方体の灯明台石。
 三角文、蕨手文、騎馬、盾、矢筒、双脚輪状文等が見て取れた。五色使いは全国でここだけ。
 前室の壁に精巧に描かれた黒馬
<王塚古墳>のレプリカ〜王塚装飾古墳館
  発見当時の様子を伝える熊本装飾古墳館のレプリカと違って、こちらは、描かれた当時の色彩を再現したレプリカ。大胆でゴージャス。石の地が見えないまでの徹底的な装飾。
左側壁
天井
 天井にも星宿図。本物には染料を指で押しつけた跡があるそうだ。
前室
 小窓やひさしを付けるなど、玄室入口のつくりがこんなに凝っているのは他に例がないそうだ。
牡馬と蕨手文・双脚輪状文
 赤は牝馬。背景のベンガラと混ざらないよう、周囲が白で縁取られている。


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<各所の装飾古墳のレプリカ>
 ヤマト政権下で築かれた前方後円墳の内部に、中央部にはない装飾が施されたことに、九州豪族のプライドを感じる。
ドーム状にせり上がる、細長い石積み・・・・。
 井寺(いてら)古墳〜凝灰岩の切石積みの石室〜
長方形の石がきれいなドーム状に積まれていた。
 ボタンを操作して、モニターで石室内部の様子が見られるようになっていた。様々な文様は、緻密で精巧で美しく、1000年以上昔にこんな技術があったとは感心した。
 
<オリジナルの展示物>
古代人の息遣いが伝わる線刻。
何だか潜水艦っぽい。
 
<チブサン古墳>

 かっこいい三角文の組み合わせだ。色も赤と黒の組み合わせが斬新。イスラームのモスクを思い出した。似てる。
 乳房だと言われているが、顔にも見える。白い丸の中の点は青色。
 
その他
鴨篭(かもご)古墳石棺
岩戸山古墳で出土した、盾とゆきのレプリカ
 


いのちのたび博物館
<日明一本松塚古墳>(小倉北区)レプリカ
 直径15メートル程度の円墳だったと考えられている。
 派手な線描だ。1本1本の線に、もしかしたら深い意味があるのかも?
 石室は南に開口した横穴式で、奥行きは約7.5メートル。中心部の玄室は長さ2メートル、幅2.4メートル、高さ2.5メートル。奥壁は高さ2.5メートルの花崗岩の一枚石で、中央右寄りにベンガラを用いて赤の放射線状の線が10本描かれている。九州最北の装飾古墳。6世紀後半から末頃。
 


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