茶臼山古墳(柳井市)
 高校生の頃、社会科の先生から幾度となく聞かされた、茶臼山古墳。
 どこにあるかとか、発見された経緯だとか、たくさんの埴輪や副葬品のことなど、
だいたいのことは聞いて知っていたのだが、在学中も卒業後も、今まで1度として訪れたことはなかった。

 その、懐かしくも初めての茶臼山古墳を、今日は訪れた。

 何と、平成6年に大工事が行われ、今のような公園の形に整備、復元されていた。

ここが入り口

 瀬戸内海に向かって、たくさんの埴輪が並ぶ。

4世紀末から5世紀初めに造られた前方後円墳
県下2番目の大きさ

 全長約90メートルで、県内第2の大きさ 

古墳全体を覆う葺石

茶臼山古墳資料館
 副葬品は、大鏡、矢じり、剣、刀、勾玉、管玉など。
 そのうち、単頭双胴怪獣鏡(大鏡)は直径44.8センチで、古墳から出土した鏡では日本最大。

【2015年3月8日再訪】

日本最大の「単頭双胴怪獣鏡」のレプリカ
本物は東京国立博物館にある。




漢字が書かれていたから、これだけが中国製だと分かったのだそうだ。
館長さんから、中国では鏡は実用品だが、日本では貴重品でより大切にされていたと説明された。




柳井市・平生町・田布施町の低地一帯は、かつては海峡(古柳井水道)だったことが分かっている。
付近にも前方後円墳がいくつかあるが、それらは茶臼山古墳に関わる「熊毛王(くまげのおう)」達の古墳なのだそうだ。

4世紀から6世紀にかけて、海から見えるように造られ、ここを航海する船に自分達の権力の大きさを誇示したのだという。

円筒埴輪、朝顔形埴輪、壺形埴輪、器台形埴輪、蓋形埴輪、家形埴輪


 竪穴式石棺の蓋に使われていた実際の石。↑


神花山古墳(平生町)
 県指定文化財、神花山古墳の入り口。ここは標高39mの神花山の頂に築かれた前方後円墳で、全長30.3m
 後円部の箱式石棺。ここから、ほぼ全身の女性人骨が発見された。古墳時代にこの地に君臨した豪族の首長であったと言われている。頭骨以外は占領軍に持ち去られたそうだ。大切な日本の遺産だ。返してほしい。

神花山女王像
回天記念碑
 ここにも人間魚雷「回天」の特攻基地があった


白鳥古墳(平生町)
 山口県最大の前方後円墳で、全長120m、前方部幅62m、後円部直径64m、高さ8m
 今は白鳥神社が建っていて、古墳の形はよく分からない。



平生〜柳井の海
 
 何とも神懸かり的な風景!
 ここは早くから文明が栄えた地域で、岩田遺跡(平生町)では縄文時代から弥生時代前期までの遺物が多数出土。
 「やっぱ、こんなきれいな所だもの、人、住むよね〜。」
 
 瀬戸内海の「きれい」が凝縮されたような景色だ。
 




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