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いのちの授業5 「いのちについて考えよう」

( 6 年 )
 
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 いのちについての考えを深めてきた子ども達は、これまで教師が紹介してきた本以外にも、どんな本があるのか、自分の力で調べ始めた。図書室には、いのちに関わる本が、本当にたくさんあり、見つけるのは難しくなかった。

 それぞれに、これぞと思う本を選び、黙々と読み、その本を読んで分かったこと・思ったこと、いのちとは何なのか・・・・などをポスターにまとめていった。
 まとめた後は、発表会。
  「いのちはプレゼント」「命の重さはみんな同じ」「与えられた命を大切にして生きていきたい。」など、生やいのちについての思いを、それぞれが発表した。


<ポスター>
 <内容紹介の後の感想>

 このお話を読んでびっくりした。それは避妊手術をしていない親猫たちが産んだ子どもたちが、3年間で仔猫4373頭、殺処分されていたからだ。この仔猫たちは避妊手術さえしていれば殺されなかったのに、なんてかわいそうなんだと思った。そのためには里親がいる場合以外、全て避妊手術をすることが大切だ。
 あと、どうして死にそうな猫や犬を無視するのだろうか?? 自分が一緒に暮らそう!! この猫を一生死ぬまで飼う!!と思って買ったはずなのに、ただかわいくない!!とか、言うことを聞かないなどと言って捨てたり殺したりするのは最低のことだ。だから少し欲しいだけで買ったりするのはやめてほしい。(抜粋)

 <差別について考えたこと>

 加奈子ちゃんは両親が耳が聞こえなくて、近所の人からは、「どうせ何もできないわよ。」と言われてきた。でも学校ではテストは毎回満点だった。しかし生徒たちは「耳が聞こえない親の子のくせに。」って言って差別した。
 
 加奈子さんは看護師になり、婚約した。加奈子さんの彼は健常者だけど「誰だって人間はいつか障害者になるから、それを考えたら差別するのはおかしい。自分の人生を差別することになる。」って言って差別はしない。命は差別によって壊される。この本は、「差別=命を大切にしないこと」を教えてくれる。差別しない大人になりたいなぁと思った!!(抜粋)

立松和平「山のいのち」

<強く語りかけてきた言葉>
 「もう怖くなくなったなぁ。魂がそのへんをふわふわ飛んでいるよ。ちっちゃな魂が」p184

 「山には川が流れている。川には水があって魚がいる。カニもいる。山には何でもある。山には、いれば食べ物はいくらでもあるさ。食べるのは小さないのちだ。虫を魚が食べて。その魚をイタチや人間が食べる・・・。」p22


<教えてくれていること>
 ぼく達人間は、山や川や海の小さな命を大切に思わなくちゃいけないということ。そしてそれは山や川や海の恵みなんだと思わなくちゃいけないこと。


<作者の思い>
 立松和平さんは、魚やイタチやカニの小さな命を、みんなにどれだけ大切なのかを分からせたかったんだと思う。教科書の「海のいのち」と同じで、自然からのなんだということを知らせる作品だと思う。

原田正純「水俣の赤い海」

<あらすじ>
・・・(前略)・・・そんな大変な水俣病におかされながらも、自らの障害を乗り越え、精一杯生きようとする子ども達を描くドキュメンタリー。


<印象に残る場面>
 水俣病の子ども達と、地域の大人・老人達で「チャリティーショー」を開く場面。みんなで協力して石川さゆりさんに出演を頼んだり、会場のセットやチケット配りをしたりして、たくさんの人が集まった。これにより、一時期仲間割れをしていた大人達もみんな一つになり、無事に「石川さゆりショー」を終えることができた。これにはとても驚いた。みんなそれぞれ一生懸命頑張っているんだなあと思った。


<教えてくれていること>
 環境を大切にしようということを訴えているのではないかと思った。でもそれ以上に、何事にも希望を持てという事も訴えていると思う。希望は大切だ。

<感想>

 私も生まれた時は未熟児ぎりぎりの体重で、ほぼ息をしていなく、へその緒を首に巻いて生まれてきたのだそうだ。へその緒を切った後、足を持って逆さまにして、足の裏を叩いたりして、ようやく泣いていたそうだ。私自身は覚えてないけど、たぶんその時もこの本のかいせい君と同じで「生きたい」と思っていたんだと思う。

 何があってもあきらめないことが大切なのだと学んだ。(抜粋)
立松和平「山のいのち」・・・上記とは別の子ども シートン「シートン動物記」

<強く語りかけてきた言葉>
 生きているものは悲しいなぁ。死ぬまでびくびくしてなぁ。
こいつきっと怖いんだろうなぁ。

<感想>
 川にいる魚や虫などを殺す時は何も思わないのに、どうして犬・猫・人を殺す時はかわいそうとか思うのかな。みんな同じいのちなのにな。


<教えてくれていること>
 弱いものいじめをする相手にあっても、力がある限り戦えと教えてくれたと思う。

<感想>
 ワーブのような強い心を持って生きていたいと思った。


 みんな、「いのち」や「死」は、現在の自分と深く関わっていることをよく理解し、自分なりの考えをしっかりまとめて発表した。何だかちょっと自信ある顔つきだった。

 聞いている子ども達も、真剣に聞き、これまでの学習が一段と深まった気がした。

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