インドへの道

    もう1度、インドに行きたい。
     あの大変だったインドへ。(→1度目の大変な旅はコチラよ。)

   これまで培ってきた価値観が一変する国インド。
   自分が無力だと思い知らされる国インド。
   何が何でも自己解体させられる国インド・・・・。

    というわけで、今回の旅では、私の旅の歴史において異例且つ初の、1ヶ月以上も前に航空券を購入・発券。
    おお〜〜〜っ! やる気がみなぎってるわっ。

                                                       7/5(Sat)記

航空券

   国際線の航空券は、メールの返信が早くて電話の感じもよかったので、福岡の「彷徨堂」にてゲット。
   65000円也。(燃油サーチャージ別)
   7月から燃油サーチャージが値上がりしたので、6月中に発券できたのはラッキーだった。(^^)
   
   【往路】 福岡14:30発 香港16:55着 → 香港22:55発 デリー02:05着
   【復路】 ムンバイ02:55 香港11:15着 → 香港14:55発 福岡20:45着


 

インドって?

    インドで惨敗しないために(?)・・・「河童が覗いたインド」「ヒンドゥー教」「私たちのインド」「ガンジーの実像」などの本を読んだ。
      
       「河童が覗いたインド」は、全文手書きとスケッチの旅行記。著者は日本人で、有名な観光地の情報が詳しい。
           私とパーソナリティーがかなり似ていると感じた。
           開発国に対する先進国の責任とか、関わり方とか、そういう事に関する感性ってことだけど。
       
       「ヒンドゥー教」は、インドをなるべく内側から見つめてみたいと思って読んだ本なんだけど、宗派や歴史など難解だった。
           が、気の遠くなるような、すごい歴史の国だということはよく分かったし、
           ヒンドゥー教が心の広い、真理を求める魅力的な宗教であり、哲学、学問であるということも分かった。。
       
       「私たちのインド」は、インド人の暮らしぶりへの疑問など、共感しながら読み進むことができた。
           だけど、やっぱり日本人の視点に過ぎず、何だかこれも、求めていたものとちょっと違うなぁと思った。
       
       「ガンジーの実像」では、ガンジーが、こんなにも人間くさく、魅力的な人だったと分かったし、インドと諸外国の違いだとか、
        どれほどの差別を抱えてきた国なのかなど、うつろながらも分かってきた気がする。

       昔読んだ「女盗賊プーラン」は相当ショッキングだった。あれがありのままのインドの姿ってものなのかもしれない。
       私がインドを知った最初の本だった(と、思う。たぶん)。
       カースト制度と女性差別という二重の差別に、人間としての尊厳を賭けて闘った女性の自叙伝。
       そうだ、あの本、読み直しとこう!

     インドはサイキックで素敵だけど、金銭面・人間関係の面でかなり手強い。
     前回は、これで私も結構傷付いた。
     
     今回も、旅支度が整ってくるにつれ、ずーんとした気持ちを早くも味わい始めている。
        例えば、ホテルをネットでブッキングしても、We would like to advise you of the current statusとか言っちゃって、サラリと値上げしてきたり、
        160.INRの送迎頼んだら1100.だって言って来たり・・・・。仕事っぷりが不誠実なんだよね。

     なんでなのかなぁ。貧しい国には他にも行ったが、何だか全然違う・・・・。
     
     インドでは、映画館なども席はカースト別になっているが全く揉める事もなく、すんなり収まるらしい。
     彼らの仕事っぷり、そういうことと関係してるんじゃないのだろうか。
     ステイタスの違いは疑問の余地すらない絶対的なものであり、異なったカーストとのよりよい人間関係なんて、初めから望んでなどいないんだろう。
     
     今回も、傷付くんだろうなぁ。それでも、行かなくっちゃなぁ。人間の原点に返るんだもんね。


                                           7/19(Sat)記


   

連続爆弾テロ

旅行直前になって、連続爆弾テロ事件が起こった。ニューデリーでは厳戒態勢が敷かれた模様。入国、大丈夫なんだろうか?
2008年5月13日 西部ラジャスターン州ジャイプールで爆弾テロ。230名死傷。イスラム過激派「インディアン・ムジャヒディン」が犯行声明。
7月25日 南部カルナータカ州バンガロール7ヶ所で爆弾テロ。死者2名、負傷者12名。
7月26日夕 西部グジャラート州アーメダバード15ヶ所で爆弾テロ。256名死傷。事件直前に、「インディアン・ムジャヒディン」が犯行予告。
7月27日 スーラトで、火薬などを積んで停車中の車両2台と、病院に仕掛けられた爆弾を発見。
警察・軍隊は、州境・空港・駅など全土で警戒態勢を強化。
ニューデリーでは3000人の警察官増強。厳戒態勢。
                                                     7/28(Mon)記



予約していたデリー発アウランガバード行きのIC887便が、今日から当面の間、運行中止となった!         7/29(Tue)記


 インディアンエアラインのキャンセルは、てっきり連続爆弾テロのためかと思ったが、少なくとも表向きはそうではないことが、
現地の旅行社からの情報で分かった。
 しかも、予約分を全額払い戻したにも関わらず、インディアンエアラインはたったの1日で、「やっぱり飛ばします。」と発表。
 これはいったいどういうことなのだろう??わざわざ信用を落とすようなことを、老舗の航空会社がやるものなんだろうか?

 結局、あんまり信用できないインディアンエアラインの直行便はやめて、ジェットエアウェイズの乗り継ぎ便に変更したため、
またもや燃油サーチャージがっ!!!


                                                                    7/30(Wed)記

旅程

いろいろ心配事はあるが、旅行日もずんずん近付いているので、ここらでyoshikoオリジナルの旅程表(結構自信作!)を発表しておくことにする。
酷暑のインドだというのに、バリバリに予定を立ててしまった・・・(^^ゞ 遺跡三昧、石窟三昧ですわ。
たぶん、この中のいくつかは、飛ばすことになるとは思う・・・。

場  所 予  定 宿  泊


香港 ・ランタオ島観光
機中泊


デリーから
マトゥーラへ。
(約140km:約2時間半)
・早朝、マトゥーラのホーリーゲートで沐浴見学
・クリシュナジャンマブーミー等、観光
Hotel Corus

マトゥーラから
アグラへ。
(約30分)
・アグラ城、イティマッドウッダウラー・ジャママシジッド・ラーム庭園
・シカンドラ(アグラフォート駅から車で1時間)
・ファテーブルシークリー(アグラから1時間)
アグラから
ヴァラダバンへ。
(約10km)
・寺院観光(有名な寺院が9つあるので、時間の許す限り観光)
デリーへ。 深夜、ホテルにチェックイン


デリー 6時より、デリー市内観光
・フマユーン廟
・ジャーママスジッドモスク(7:00開館)
・ガンジー博物館(9:30開館)、
・ラールキラー、プラーナキラー
・クトゥブミナール…コンノートプレイスから約40分
・ドゥグルカバード…デリーの最南端。コンノートプレイスから約40分
The Ambassador Ajanta
アウランガバードへ 航空機にてアウランガバードへ移動


アジャンタへ。
(約110km:約2時間)

アジャンタ石窟観光

未定


ムンバイ 航空機でムンバイへ移動 Hotel Residency Fort
エレファンタ島へ。(船で約1時間)
早く帰れたら、インド門またはチャーチゲート駅周辺でショッピング


ムンバイ

市内&市外観光
カルーラ石窟、バジャー石窟、カンヘリー石窟
野外洗濯場ドービーガート、ドクターバウダジラドゥ博物館、ハジアリ霊廟など

疲れが激しければ、安ホテルまたは空港のリタイアリングルームで休憩


デリー国際空港 深夜0時までに空港へ。 機中でしっかり睡眠
香港 食事・お土産でフィニッシュ

@ 少し期待していること・・・ホテルでフェイスマッサージ。インディアンプライスでショッピング。プールでまったり・・・など。
@ 心配していること・・・・インドが初めての、連れのFさんをガッカリさせてしまうのではないかということ。
@ 野望・・・・たかりまくるインド人に、「こやつは無理だな」と思わせること。

階段井戸

 すごいわ、すごいわ。こんな遺跡がインドにあるなんて、最近まで知らなかった。・・・が、知ったからには是非見たい。
 ・・・と言うわけで、今日は日程の中で行けそうな階段井戸を徹底リサーチ。
 方々に結構あることが分かってきた。

 死体も死体を焼いた灰も、糞尿すら流れるガンジス河の水を、大切に飲むインドの人たち、大丈夫そうに見えても
感染症で命を失う人も多いらしい。それでもなぜ「水」なのか、水に対するインドの人々の思いとは?

 おーっし!階段井戸見て来るんだもんね〜。

                                                              7/31(Thu)記
 

インド研究追加

 堀田善衛「インドで考えたこと」を読んだ。                                                       8/3(Sun)記

 「ブッダのことば スッタニパータ」と「インド女性学入門」を読んだ。                                       8/22(Fri)記
     
  E・ビューミラー「インドの女の物語 100人の息子がほしい」、立川武蔵「ヒンドゥー教巡礼」を読んだ。
       インドって、人類のひずみが凝縮された国とでも言おうか、人間の原罪を感じる。
       次、「インドの発展とジェンダー」を読むつもり。                                             9/7(Sun)記
 

インド諸事情・・・悪習・差別について知ったこと

■ ダウリー(持参金・持参品)殺人=婚家が希望する持参金・物を用意できない妻を殺害する。
   ・1961年制定の「持参財禁止法」や、結婚7年未満の女性の死について特別の調査を求める法律(刑法第498A条)があるが、
   それでも年間1万人程度の女性が家庭内(婚家)で殺されていると言われている。
   ・警察官が適切な調査や起訴をしなかったり、行政官、医者が死因の隠匿に関与したりすることもあるらしい。
   ・立場の違う者には同情も共感もしない(ように見える)ところが、極めてインドらしいと私は感じる。
 
■ ことわざ「女の子を産むことは、他人の土地に水をやるようなもの」「娘を3人持つとマハラジャでも破産する」
   ・ダウリーが支払えないために結婚できない女性も。

■ 嫁ぎ先での娘の待遇は「持参金の額次第」
   ・妻を焼殺して新たな妻を迎えることで、さらに多くのダウリーを得ようとする人々も。
   ・インドは世界第1位の金消費大国。購入される金の大半は花嫁側の負担により婚礼用に使用されている。

■ ヒンドゥー法では女性は平等な財産権を与えられていない。

■ 「ロバは主婦のようなもの」との教科書記述 〜 ラジャスタン州のヒンドゥー語の教科書(対象14歳)。インド人民党政府の承認済 〜
   ・「一日中働かねばならず、時には食事や水も我慢することがある」
    「ロバは不平を言ったり、実家に帰ったりしないという点で主婦より優れている。ロバ以上に忠実な生き物はいないだろう」
   ・ラジャスタン州の教育担当官たちは、人々はこの比較に怒るべきではないと発言。
   
■ 女児の妊娠中絶の横行(法律上は、禁固5年・罰金3000.Rs・・・ダウリーは15万〜30万.Rs、平均的な年収は3万.Rs)
   ・国勢調査によれば、ラジャスタン州の若年層の男女比は男1000:女922(中には500未満の村も)
  
■「アータ・サータ」「ダブル・カップル計画」
   ・ラジャスタン州では、女性の親たちは、相手の家族に自分の息子と結婚できる娘がいない場合、
    娘への求婚願いを断るよう促されるようになってきた。
   ・現在、ラジャスタン州シェカワティ部での結婚の30%程度は、この交換システムによるもの。
  
■ 物乞いのために、親が子どもを障害者にすることも。
  
■ サティー(夫の火葬の火の中に飛び込んで自殺すること)
   ・一般的に高カーストの女性ほど、サティーを強いられてきた。
   ・ウッタル・プラデーシュ州やラジャスターン州などでは今でもまれに行われ、報道されている。
   
■ 女性が人前に出る際、サリーなどで顔を隠す。夫を亡くしたバラモン階級の女性は、白いサリーしか着ることができない。


                                                              8/4(Mon)記
 
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