いろいろな品種

5年:社会科

<ねらい>
 作付け面積推移グラフの読み取りを通して、品種改良の必要性や、自分たちの食料を安全に確保することの大切さが分かるようにする。

<学習の流れと子供の反応>
1 知っている米の「品種」名を挙げる。
・ スーパーマーケットに見学に行った経験も生かし、コシヒカリやヒノヒカリ・晴るる・ササニシキ・はえぬき・ヤマホウシ・ひとめぼれ・秋田小町等々を次々に挙げることができた。
2 全国第2位の米の産地・新潟県の品種別作付け面積の推移を表したグラフを見て、気付きを述べ合う。
・ グラフを見て、作付け総面積が年々減少していることや、一つの品種を除いてどの品種も作付け面積が減少していることにはすぐに気付くことができた。
・ コシヒカリはお店でもよく見かけるので、作付け面積が増加している品種はコシヒカリなのではないかという発言があった。

・ 作付け面積が伸びている品種は、予想通りコシヒカリであることを知らせると、コシヒカリはおいしくて安い、人気の米だから・・・等の意見が出た。
3 作付け総面積が年々減少する中、この調子で同じ品種ばかりが作られるようになって「よいこと」「困ること」は何か考える。
・ 「よいこと」=作る人にとっては作り甲斐がある。よく売れて嬉しい。いろいろな品種を扱わないので作業が楽になる。買う人にとっては値段が安くなる。 「困ること」=味に飽きる。他の銘柄が好きな人は、探すのが大変。値段が下がると経営が苦しくなる。等の意見が出た。

・ 冷害によって実らなかった稲を見て落胆する農家の人の写真を示し、米作りは気候に大きく左右されることを確認すると共に、一つの品種に片寄ると、冷害や台風・水不足・日照不足・病気等の際どうなるか考えるよう投げかけた。これによって子供たちは、災害時に被害が大きく、消費者も生産者も困ることに気付いた。
・ 新潟県で研究開発された9種類の米の写真を見せた。また、資料集の農家の人の言葉を読むなどして、品種改良にいかに力が注がれているかを知らせた。

4 山口県で開発された晴るるの説明を聞く。 
・ 晴るるは、長い年月をかけて開発した、収穫期や成熟期等をずらした品種であることを知らせ、コシヒカリ・ヒノヒカリとの特性概要比較表を見せた。子供たちは、晴るるが地元の開発だったことに驚くと共に、食料生産にかかわる人々の根気強さや創造性に感嘆の声を上げた。

5 本時の感想を書く。
・ 晴るるが山口県でできたお米って初めて知った。消化もいいし栄養もあるのでもっといっぱいご飯を食べたい。消費しないと米が余るから減反されたりするので、農家の人も大変だ。・・・等の意見があった。

 
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