「いのちの授業」第一次 (6年:総合的な学習の時間)




小学校最後の総合学習の導入として、98歳にして現役医師、日野原重明さんの紹介をした。
そして、「いのちの授業」のDVDを、みんなで鑑賞した。


山口県生まれの日野原重明さんは、郷土の誇りだ。
59歳でよど号事件に遭遇し、死を覚悟したが、生還後は初志を貫き、自分の理想とする病院を建てた。
地下鉄サリン事件では、全員救済を目指し、全ての被害者を受け入れた。

日野原さんは、DVDの中で、長生きしたからこそ語れる生と死の哲学を、子ども達に分かりやすく話してくれている。
人の役に立つことの尊さを、いのちの在り方を、情熱的に語ってくれている。

あと40数日で卒業してゆく子ども達には、
自分のいのちの意義を知ってほしいし、生きている喜びを感じてほしい。夢を持って生きていってほしい。

これから始まる最後の総合学習が、子ども達の心に残り、未来を支える学習になれたらいいな・・。













<視聴後の子ども達の感想>

 ビデオを見て、私は自分が使っていた時間について見直した。自分のことで精一杯で他の人にどう役立っているかなど考えたこともなかった。逆に人に迷惑をかけているのではないかと思う。「人を許す勇気」も、これから気を付けていきたいと思う。自分をいじめていた人を許す日野原さんのような心の広い人になろうと思う。

 シャボン玉の歌は小さい頃から歌っている。でも、それを命の歌だなんて一度も考えた事はなかった。「風風吹くな」という歌詞のように、自分で命を絶つような事はしたくないと思った。

 「いのちは大切」や「自分の持ち時間をどのように使っているか」などいろいろ知った。命は何か、私はずっと心臓と思っていた。でもいのちは時間なんだと初めて知った。他にも、いつも自分のために時間を使っていた。例えばお風呂掃除をしても、それは自分がお風呂に入るため、ご飯を作っても、自分も食べるから人のためではない。でも1つだけある。お母さんが仕事で忙しい時には、妹と遊んであげて初めて人の役に立てたと心の中で思った。他にもいろいろと勉強になった。

 私は日野原さんみたいないい大人になりたい。とても感心した事は、仕返しをしなかったから仲の悪い人とも友達になれたのだと思う。それと、時間の大切さも知ることができた。命とは時間なんだと聞いて、とても感動した。今度から時間を大切に生きていきたいと思う。日野原さんにも長生きしてほしい。そしてたくさんの人に命のことをたくさん教えてあげてほしい。

 すごいなと思ったことがある。1つは「許す勇気」だ。

 人のために時間を使ったと思っても、結局は自分のために時間を使っている事を知った。たぶん僕は10のうち8は自分のためだと思う。僕はもっと日野原さんのお話を聞いてみたいと思う。

 日野原さんからはいろいろ学べるなと思う。人のために自分の使える時間を精一杯使うことの大切さを教わった。いろいろな小学校に行って、いのちとは何か教えているのはすごい。僕は弱いので、ハイジャックに遭ったらパニックになっていると思う。

 ハイジャックの時、水とジュースしかもらえず、とても辛かったと思う。そして地下鉄サリン事件の時、患者を全員受け入れてとてもすごいと思う。


 日野原さんは人のために時間を削って学校のみんなにいのちの大切さを教えていてすごいと思う。人のために時間を使うってずごい。僕もそういう人になりたい。

 見習いたい。私は何があってもあまり焦らないことが大切だと思った。私も日野原さんみたいに人を助けたいと思った。

 人のために生きていたいと思った。

 4月にはもう中学生になるが、12年間を大切に生きて来られたかな?後悔はなかったかな?と思った。後悔や失敗は十万回ぐらいあったけど、まだまだ時間があるので、時間を大切にしていきたいと思う。まだまだ時間を自分のためにしか使えてないので、1時間・2時間と少しずつでも人のために使えるようになれたらいいなと思う。

 大切なものは目には見えないことが分かった。人を許す勇気・やられても仕返しをしないことが一番いい。むかついても相手を恨まないこと、もし恨んで仕返しをしてしまったら、このままひどいことを言われ続けてしまったかもしれない。何か嫌な事をされてもがまん強い心を持ったらいいと思った。家族のためだけにできること、他人のためだけに出来ることを積み重ねてくればきっと長生きの種まきみたいになり、成長していくたびに長生きの種もきっと成長していくと私は思う。日野原さんは10歳から願ってきた夢がかなってすごいと思った。私も今思ってる夢がかなうといい。

 人のために時間を使うという事が勉強になった。僕は普段の生活で人のために時間を使うなんて事を思い付いた事がなかった。

 生きてないと遊んだりゲームしたりできない。生きているからこそできるので、いのちは自分の時間、なるほどなぁと思った。自分の時間を人のために使った事は一度もないと思う。洗濯たたみも食器洗いも全部自分のための時間だった。いのちは大切に使おうと思う。

 人のために時間を使うなんて全然できていないと思った。いつも自分のことにしか時間を使ってなかったのが少し悔しいと思う。ちょっと考えれば人のために使った時間が出てくるかと思ったがほとんどない。どんなことをすれば人の役に立てるんだろ?こういう話を聞いて、いろいろ考えるようになれると思う。日野原さんは、すごく心が優しい。我慢できるのがすごい。だから許すことはすごく大切な事なんだと思った。許す事も勇気がいると思った。言い返してけんかになるより許した方がいいので、これからは許す勇気を大切にしたい。

 私はもう12歳だけど、「死」とかそういうことは、あまり考えることがなくて、私の身の回りにいる人がいなくなるなんて考えもしないので、死ぬ人を見た人の気持ちは分からない。「私はいつ死ぬんだろう。」と考えたら、せっかくまだ何十年も生きれるのに、あとちょっとしか生きれないみたいに感じてしまう。だから、これからたくさんの人の役に立つような仕事をして、人のために生きるような人生にしたいと思う。夢がかなったらとっても嬉しいので、私が大人になった頃の子ども達にもたくさんの夢を持ってほしいと思う。

  いろいろな事を思った。1つ目は、僕は人のために時間を使ったことがないので、これからは人のために時間を使おうと思った。2つ目は、僕は前まで、何かされたらたまに仕返しをしてしまうことがあった。けど、僕も何かされても「仕返ししないからもうするなよ。」と言ってぐっと我慢しようと思った。そして、3つ目は、人を許す勇気。人に何かされた時、謝られても許さない時があった。けど、これからは謝られたらちゃんと許そうと思った。僕も日野原さんみたいに、人のために時間を使いたい。


 私はこの12年間、ほとんど自分のために時間を使ってきた。何度か「人のために」と思ったけど、そう簡単に出来なかった。何が自分のためで何が人の為かも分からない。けど、このビデオを見て分かったような気がする。

 みんなが助かる病院を造ろうという夢が見事現実になってすごいと思った。いのちは時間。人のためと初めて聞いた時は驚いたけど、納得ができた。私はもっともっといのちについて学びたいし、人々に使う時間を知りたいし、日野原さんの事をもっと知りたい。

 いのちは時間と初めて知った。これからは時間を大切にしようと思った。それから、我慢ということも習った。人のために頑張る日野原さんを見て、すごく感心した。これからは時間を大切にし、我慢もできるようになりたい。僕は日野原さんみたいに人のために頑張りたいと思う。

 この時間を自分のためだけじゃなく、人のためにも使わないといけないんだなと思った。それから、全ての病人に対応してあげるなんてすごいなと思った。

 これらの感想文は、印刷して、翌日みんなで読み合った。
自分と同じような事を考えていた友達がいたことや、
自分以上に深く考えている友達もいることなどが分かり、
他者理解もいっそう深まったようだった。

時間と感動を共有した感覚も味わうことができた。

私からは、「願えばかなう。」そんなことを話した。

<ある児童の発言>

 みんなも考える事が一緒で、すごいと思った。それに○○さんは、「死」のことも考えていてすごい。
人はそれぞれの感じ方があり、違うとそれだけで勉強になる。私は、こんな人たちと一緒の組で、
一緒に勉強できて、本当によかったと思う。私も日野原さんみたいに「勇気」を持って生きていきたい。

どんなふうな生き方ができるのか、第二次では、自分の人生プランを絵や文で書いていく。





 

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