戦争体験者 森脇さんの話 2  (5年:総合的な学習)




 「岩国空襲を語り継ぐ会」および「岩国原爆展を成功させる会」の森脇政保さんを迎え、5年生の子ども達に戦争体験を話してもらった。

 森脇さんには、前任校時代、6年生の歴史学習の際、講師として来ていただいたことがあり、とても感動的なお話だったので、今回も迷わずお呼びした。

 運動会の練習が毎日続き、子ども達も疲れ気味と言えば疲れ気味ではあったが、自分と同じ年頃の子どもの目から見た戦争がどういうものであったのかを聞くことができ、実りある時間だった。


森脇さんからのお願い
 
 森脇さんは、話の最後に2つのことをお願いしたいと話された。
 一つは、「平和の担い手になってほしい」ということ、もう一つは「世のため、人のために役立つ人になってほしい」ということだ。

 事後にもう一度、その言葉の意味を確認し合ったが、みんな森脇さんの気持ちをよく理解し、しっかり受け止めることができたようだった。

森脇さんのお話
 お話の内容は、前回とほぼ同じだったので、こちらをご覧ください。<クリックしてね。>→「長く続いた戦争と人々の暮らし 2  (6年:社会科)
 森脇さんのお話の後、子ども達からの質問を受け付けた。「グラマンに撃たれた時、どんな気持ちだったか。」「お兄さんを戦場に送る時、どんな気持ちだったか。」等の質問を子ども達は次々に発表し、森脇さんの気持ちに迫ろうとしていた。

 その後、私から森脇さんへのお礼と、学習のまとめをした。
 今回は戦争被害者の方の話を聞いたのだが、日本人が外国で何をしてきたのか、他国にどんな被害を与えてきたのかも知り、戦争の全体像に迫る学習をしなければならないことや、現在もロボット兵器等、次々に開発され、世界中で人々の命と尊厳が脅かされ続けていること、また、時代の波に流され安心するのではなく、いかに自分で考え判断することが大切か、等々を話し、授業を終えた。
子ども達の手紙より
 
 5年2組は今まで先生から戦争の話をいっぱい聞かされていて大体は分かっていたが、それを詳しく聞かせてもらってとても勉強になった。もうちょっとしたら原爆資料館に行くので、また戦争や原爆について知れたらいいです。
 ぼくは戦争の話を聞いて驚いた。若い、まだ生きてほしい人を兵士にするなんてひどいと思った。
 分からない言葉も出てきたけど、それも勉強になった。
 ぼくが生まれた時、戦争がなかったので運がよかったと思う。
 森脇さんの頭の上を爆弾が通ったと聞いてとてもびっくりした。
 戦争では何人もの死者が出て、罪がない人達も亡くなっているということをとても悲しく思った。それで私が一番に思ったことは、戦争は長く続いて人々が苦しんでいるのに、私たちは平和に生まれてきたから嬉しいのは嬉しいんだけど、昔の人達も平和になったら戦争で苦しむことなく暮らせたのにと思った。
 森脇さんからお願いされた自分中心じゃなくて世のため人のために役立ってほしいというお願いは、学校生活の中で少しずつやっていきたいと思う。
 知らなかったことがたくさんあったけど、話してもらってよく分かった。
 今のぼく達には考えられない世の中だ。もう二度と戦争が起きないことを願いたい。
 パイロットがニヤリと笑っていたといわれて、ゲーム感覚で戦争していたのかなと思った。
 罪もない人がたくさん死んだので、二度とそんなことがないように願っている。
 これから戦争がなく平和が続くようになればいいなと思う。
 2つのお願いは必ず守る。私の祖父は森脇さんの1つ下らしいので、五七五の俳句を作ってみた。「森脇さん 私のじじは1つ下」五七五じゃなく六七五になっちゃいましたね。お話の約束絶対守ります。




    

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