My Trouble
last.update:3.29.2005

ほめおすたしす
 人間には、外界の環境の変化に対して、生体を安定した恒常的状態に保とうとする仕組みがある。哺乳類の場合は、神経や免疫・ホルモンの相互作用によって維持されている。

 私の場合、強烈なストレスが引き金になり、今、内分泌が狂っちゃった状態・・・。自己抗体が甲状腺を攻撃、甲状腺組織が破壊されてるらしい(T-T) 自分で自分を攻撃するなんて!

 これって元に戻るの?薬でホルモンを補充しても、自己抗体を何とかしない限り、そんなの根本的な治療じゃないよねぇ・・・。だいたいホルモンの量なんて、人によって違うだろうし、こんなに元気なんだし・・・・いや、やっぱ疲れやすいか、大声出してないのに声も嗄れがちだったし(病気のせいだったのか〜=納得)、朝起きたとき妙な筋肉痛もあったし・・etc・・・というわけで、yoshikoの孤独な猛烈学習(?)の始まり始まりなのだ。
甲状腺という臓器
 のどぼとけの下に、蝶が羽を広げて気管を抱くような形でくっついている。縦4cm厚さ1cmで重さは15g、正常の甲状腺は柔らかいので外からは触ってもわからない。

 甲状腺は、食物中のヨードを材料にして甲状腺ホルモン2種類(トリヨードサイロニン=T3と、サイロキシン=T4の2つ)を合成し、血中に分泌している。その合成は、脳にある脳下垂体から出る甲状腺刺激ホルモン(TSH)で調整されている。

 甲状腺ホルモンが不足すると、オタマジャクシはカエルになれないらしい。・・・カンケーないけど
私の病気
 慢性甲状腺炎(別名橋本病=1912年に九州大学の橋本博士により発見された。) 

 中年の女性に多いらしい。私はちが・・・あぐっ、私も立派な中年か〜〜。(^^)  だいたい成人女性の10〜20%、成人男性の5〜10%に見られる頻度の高い病気で、女性は30代以降に好発・・・らしい。推定患者数が約400万人で、男女比 14(女性):1(男性)という報告もある。
 
 <慢性甲状腺炎が女性に多いわけ>
 白血球中のリンパ球(免疫に関係してる)の割合が、男性に比べて女性の方が多いらしい。男性ホルモンのテストステロンにも、免疫力抑制の働きがあるんだって。だから女性は男性に比べて免疫力が強く長生きで、逆に自己免疫疾患にもなりやすい。(なるほど〜)
私の困ったちゃん=自己抗体
 普通、抗体は、外部から侵入してくるバイキンやウィルスに対する防御の働きをし、自分の体に対してはできない。
 
 しかし、慢性甲状腺炎は、抗マイクロゾーム抗体(MCHA)や抗サイログロブリン抗体(TGHA)など、甲状腺組織に対する自己抗体が陽性。抗体が自分の甲状腺を異物と認識し、攻撃しちゃってる。全く困ったちゃんだ!

 慢性甲状腺炎の他にも、自己抗体が引き起こす病気(自己免疫疾患)は、いっぱいある。
 花粉症などのアレルギー、慢性関節リウマチ、バセドウ病、エリテマトーデス(SLE)、精子や胎児に対して抗体ができるタイプの不妊症、涙や唾液の出ないシェーグレン症候群、皮膚が固くなる全身性硬化症、筋肉の炎症を起こす多発性筋炎、末梢神経の炎症のギラン・バレー症候群、血小板を減らす特発性血小板減少性紫斑病、赤血球を溶血させる自己免疫溶血性貧血、円形脱毛症など
 こ、こんなに・・・【゜_゜】【・・】

 つまり、私の困ったちゃんは、慢性甲状腺炎だけでなく、他の自己免疫疾患を連れてくる可能性もあるってことらしい。。オーバーラップ症候群というそうだ。ひょぇ〜。
 それに、慢性甲状腺炎患者の約4割が、甲状腺ホルモンが生成されない甲状腺機能低下症になるそうだ・・・。ぎょえぅ
治療開始
 毎食後、薬を飲み始めた。様子をみながら、量や種類を替えていくらしい・・。

 病気研究のためと、病状日記つけようと、ノートにいろいろ書き始めた。うむ、我ながらなかなか研究熱心だ。ははっ♪(^o^;)

 でもって、私にとって、初めての大病なのだ。(知らない間に十二指腸潰瘍を患い、知らない間に治癒してたことはあったけど)

 「患者」って、心が串刺しにされた人のこと。確かに私なりにショックで心が串刺しになったけど、今は冷静に自分を見つめている。薬さえ飲んでいれば入院も手術も必要ないんだから、ありがたい。たいした病気でなくてよかった・・・。(と思うことにしよう・・。) 
今想うこと
 次男が高校を卒業するまでは、不健康は不健康なりに、明るく元気に生きていたいと思ってる。お弁当も毎朝作っていたいし、模試の結果に一喜一憂もしていたい。(注:今はもうお陰様で卒業しました。)
 
 P.S.
 人間ドックで見つかったのだが、ほんとo( ^_^ )o らっきー♪だった。乳ガン検診した外科の先生が、その曜日だけ甲状腺専門医だった。
< 経 過 は こ ち ら よ >
↑ 


「あなたたちは生まれた時から負われ   胎を出た時から担われてきた。
同じように、わたしはあなたたちの老いる日まで  白髪になるまで、背負って行こう。
わたしはあなたたちを造った。  わたしが担い、背負い、救い出す。」聖書

↑ 深川ルーテル教会の白井牧師さまが、私に贈ってくださった言葉です(^^)V 

ものすごく不遜ながら、病気から解き放たれることが救いだとは思わないし、
他力本願に闘病できるものでもないと思うのだが、
私の一部を担い背負ってくれる誰かの存在は、確かに感じる今日この頃・・・。



HOMEへ戻る

(C)yoshiko 2005-.All rights reserved.



A Moveable Feast

inserted by FC2 system