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電話の向こうはどんな顔 3年 道徳


【素材のあらすじ】
母親の友達の岩井さんが電話をかけてきた。
電話を取った陽一は、マンガを読みながら母親を呼び、
受話器を肩に掛けてマンガを読み続けたのだが、
ふと気付くと母親はまだ現れていなかった。
大きな声でもう一度呼び、今度は台所へ見に行くと、
母親はベランダから現れた。
戻ってみると受話器は床の上に落ちていた。


めあて
岩井さんの気持ちを考えることを通して、相手の気持ちを考えながら人と接しようとする心情を養う。2-(1) 
展開
 電話でも物音や間、声の様子等によって、音声以外の雰囲気は十分伝わるということを、グループで話し合って確認させた。
 一斉での話合いでは、お母さんが電話に出るまでの間、岩井さんはどんな気持ちだったかを想像させた。
 電話のマナーは、知らなければ恥ずかしいことや、仕事などの場面ではとても重要な役割があるということを伝え、見えない相手にでも礼を尽くす大切さを話した。
 学習を振り返り、どんなことが分かったか、またどんなことに気を付ければよいか、ワークシートに記入させた。
【子ども達の反応】~岩井さんはどう思ったか。~
 お母さんがいつまで待っても来ないから心配
 本当にいるのかなと思った。
 待ちくたびれた。
 遅いな。何かあったのかな。何をしているの。
 陽一は「少しお待ちください。」と言ったのに、お母さんが来るのが遅かったから、岩井さんは苛ついたと思う。
 待たせていて迷惑がかかっている。
 出るのが面倒くさいのかな?なんか用事があるのかな?
 遅いな。何をしているのだろう。(4)
 呼ばずになんかしているなと思ったと思う。
 早くしてほしいなと思ったと思う。ダラダラしたのが伝わったと思う。
 受話器を落とした時はビックリしたと思う。
 受話器が落ちる音がして、不安になった。
 ちょっとだけかと思ったら、ずーっと待たされて電話を落とす音も聞こえて、失礼だ。
 お母さんは大変そうだと岩井さんは思った。
 初めは、静かに待ってあげようと思ったと思う。
 相手に失礼だ。まだかな。
【子ども達の反応】~これから気を付けたいこと~
 私も電話の時とか礼儀正しくしようと思った。人を呼ぶ時でも、受話器が落ちそうな場所には置かないようにしようと思った。
 本を読みながら喋らない。人を待たせたりしない。
 何かしながら電話に出るのは失礼だから気を付けたい。
 これからは電話の向こうの人を待たせないように素早く電話に出ようと思う。
 電話がかかったら、あまり待たさないようにして礼儀正しくして電話に出る。(2)
 電話のマナーを守りたい。
 電話も礼儀正しくないと行けない。
 電話の時は自分のことは後にして相手の気持ちを考えたい。マンガを読むのはいつでもできるから電話に出る。敬語を遣って礼儀正しくしたい。
 電話でも笑顔で話さないといけないことが分かった。
 電話をする時も笑顔でしたら、相手にも気持ちが伝わるから気を付けたい。
 電話に出ながら何かをやると分かることが分かった。電話でも十分伝わることが分かった。
 「おかけ直しください。」と言った方がいい。

 これからは相手に迷惑をかけないようにしたい。言葉遣いにも気を付けたい。
 これからは礼儀・マナーを守りたい。
 人には親切にしたい。
 これから敬語をきちんと使う。敬語を使った礼儀がよくないと相手が困る。謝り方も気を付けたい。
 礼儀を守る。話の最後にはちゃんと挨拶もする。
 マナーを守らないと迷惑だから、マナーを守りたい。
 これから礼儀を正しくしないといけない。
 


 陽一君はどれだけマンガが好きなのか。なぜ陽一君はマンガを読みながら呼んだのかな。 途中でもやめて礼儀正しく電話に出たい。
  
【お母さんの気持ち】
 岩井さんにも失礼だとお母さんは思った。
 お母さんは電話が落ちていたからビックリしたと思う。
子ども達の社会的生活経験は、どんどん減っていて、
家の電話がないという家庭もあるし、あっても母親の友達なら携帯電話でかかってくるので
子どもが取り次ぐこともほぼないと言ってよい。
望ましい社会的行動がどんなものか考える機会は、一昔前に比べて格段に減ってきた。

実際、電話をしながら礼をしている人を見たことはないか尋ねても、
誰もが「え?」という反応で、個別化、利便化するのも良し悪しだなと思った。

が、だからこそ、こうした主題の素材を積極的に扱い、他者を思う心を「教えて」いかなければならないのだと思う。

また、礼儀正しいことが必ず尊重される世の中でなければならないな、とも思った。






 

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