南極の氷


自衛隊の1等海尉Hさん来校。
南極について、いろいろ教えて下さった。
そして、その後、南極から持ち帰った氷を見せて下さった。

今まで全然知らなかったのだが、南極船「しらせ」は自衛隊の保有鑑であり、
学者達で組織される観測隊の輸送に当たっているのだそうだ。




Hさんのお話
 南極の面積は日本の37倍。ほとんど氷に覆われている。
 南極の氷は、1年に1km動いている。全部溶けると海面が70〜90m上昇する。
 北極の氷は海水が凍ったものだが、南極の氷は雪が凍ったもの。
 
南極の氷の厚さは平均で2000m。最も厚い所で4000m。
 3000m掘ったことがある。82万年前からの空気の様子が分かる。
 南極には町も工場もないので空気がきれい。地球環境の変化を察知するセンサーである。
 南極は隕石の宝庫。氷の上に落ちるので回収しやすい。太陽系の研究もできる。
 オーロラで太陽の電磁波の研究もしている。
 季節感を出すために、5月には昭和基地に鯉のぼりを揚げている。
 11月に東京を出航し、シドニーで補給して南極へ行く。12〜3月に観測をし、4月に帰って来る。
 海は平穏ではない。「叫ぶ40度、狂う50度、吠える60度」
 「しらせ」は厚さ1.5mの氷を割ることができる。
 割れなくなるとチャージング(200m船をバックさせ、勢いをつけて前進し氷を割ること)を繰り返す。
 去年はチャージングを3000回実施した。

 アデリーペンギンなどの生き物には、5m以上近付いてはいけない規則がある。
 近付いて人間の臭いが付くと、仲間はずれにされる。
 他に、コウテイペンギンや、7種類のアザラシ、ザトウクジラなどがいる。
 動物はもちろん、砂や石を取るにも許可がいる。とっていいのは写真と海の氷だけ。陸の氷は持ち出せない。
 風邪のウィルスもいない無菌大陸と言われている。

 基地には40人〜70人の観測隊と、160人の自衛隊員がいる。
 上陸には環境大臣の許可証が必要。200万円くらいで一般人のツアーもあるが、上陸はできない。
 電話もメールも衛星でできるが、3分で1780円かかる。
 最も寒かったのは、ロシアの基地で観測されたマイナス89.2℃
















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