病原体がもとになって起こる病気 〜エイズを知ろう〜 (6学年 体育科)

 主 眼  エイズやHIVの概要、感染者・患者数、感染経路などを知り、
自分が今後どのように生活すればよいか考えることができるようにする。
 準 備  ワークシート

学習活動1 エイズとHIV感染の違いや、「免疫」の働き等、 病気に関する基礎知識を説明した。
・免疫、免疫力
・潜伏期間(無症候期)
・感染・発病
・CD4、T細胞、B細胞、マクロファージ
・感染者と患者の違い等
学習活動2  2007年1年間の日本人感染者・患者数のグラフ、日本の感染者・患者数の年次推移のグラフを提示し、
気付いたことをワークシートに記入させた。また、世界の動向を紹介した。

 若いうちに感染し、中年になってから発病する人も多い病気であることや、若者の間に増えていること、
治療しなければ死ぬが、予防も治療もできる病気であることを伝えた。

<子どもの気付き>
・エイズを発症した感染者も多い。
・発病する人が年々増えている。
・発症した人が多いから感染者は減っているのかと思ったが、エイズと同じように増えていることが分かった。
・10年前よりなぜ3倍にも増えているのか。世界では1年間で210万人も死んでいるなんてびっくりした。
・女性は少ないが、男性は20〜30代も多くの人が感染している。
・ エイズよりHIV感染者が多い。
・なぜ男性に多いのか。
・これからも増えていくとどうなるのか。
・こんなに多いなんて知らなかった。外国でも男性の方が多いのだろうか。
・面倒くさがって予防を忘れてはいけない。
・エイズは死なずにすむ病気だと思っていたけど亡くなった人が210万人と聞いてびっくりした。
・2007年もすごく増えているけど、今後減っていったらいいな。

学習活動3  HIVの特徴を知らせ、どんな場合に感染するか考えさせた。 
・熱や水に弱いこと
・空気に触れると死ぬこと
・ある程度の濃度がなければ感染しないこと
・日本では母子感染の危険性はないこと
・注射の回し打ちと性交で感染すること

・ 性交は、愛する人との触れ合いを深める行為だが、
自分や相手が感染者である場合は、パートナーへの感染の危険があることを伝えた。

<確認したこと>
・日常生活では移らない。
・友達、愛する人を悲しませないこと。
・友達とは普通に接することが大切。
・無防備な性交をしない。
・現状では、危険な行動をするのは男性が多い。
・人から人に感染するので、一人一人が正しい知識を持ち、責任ある行動をすることが大事。
・治療すれば死ななくて済む。正しい知識と早めの発見・治療が大切。
学習活動4  エイズ理解チェック(出典:HIV/エイズ基礎検定2008)をして、自分の理解度を確認させた後、
本時の感想や気をつけたいことを書かせた。

<子どもの感想>
・無防備な性交はしたくない。
・保健所だったら名前も言わなくても大丈夫なので、保健所は便利だなと思った。
・恐い病気だけど予防も治療もできるので、正しく理解できてよかった。
・いろんな人と性交してはいけないことが分かった。感染者も患者も減って元気な人が増えてほしい。
・エイズの人はたくさんいるんだな。友達がエイズだとしても私は絶対普通に接することができる。
・70%が誰から感染したか分からないなんてびっくりした。少しでも不安があるなら検査するべきだと思った。
・今日知ったことがたくさんあった。日本では世界に比べて少ないことや、亡くなった人も合わせると15000人にもなるなんて。
・HIVの性質がよく分かった。水と熱に弱く、空気に触れると死ぬので病院で予防をやってほしい。
・エイズは性交で感染するのはちょっと相手も自分もかわいそうで残念な思いになる。
・男性はどんなことをしているのか不思議だ。
・エイズになった人を差別しないで優しくしたい。
・男性の方が感染者が多いので気を付けて生活したい。
・感染者が男性の方が多い理由が今日初めて分かった。
・私が驚いたのはエイズを発病すると体の弱った人や赤ちゃんしか罹らない病気でも罹ってしまうということだ。
・初めて知ったことがたくさんあった。感染した人でも、性交をしなければ移らないんだから普通に接したい。
・将来大切な授業だなと思った。


 みな、真剣な態度で学習することができた。

 「将来、性交はしたくない。」と答えた児童が1人いた。
 もちろんそういう選択肢もあるし、尊重すべきだと思うが、
心にひっかかった・・・・。安全な方法で愛を深めることは
できることを再度話したが、うまく伝わらなかったかもしれない。
それが心残りだ。










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