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世界の中の日本 〜「世界がもし100人の村だったら」〜

( 6 年 )
 
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世界の貧困に目を向けること、それは先進国に生まれ育った者の使命だと思う。
 世界の現実(窮状)を知らなければならない。
 そして(今すぐでなくとも)いつかは必ず、できる事を始めなければならないのだと思う。

今日は「世界がもし100人の村だったら」をプリントし、配布。
内容を説明しながら読み進んだ。そして最後に感想を書くよう指示した。
次回は、この感想を交流し合い、世界の中の日本についての考えを深めていく。

<子ども達の感想>
・ 世界ではぼくが普通にできていることでも、それが8%だったりしたのでびっくりした。

・ ぼく達がとても裕福だということが分かった。世界にはとても貧しい国があること、食事もままならない国があることも知った。だからこれからは食事を残さず無駄にお金 をつかわずに募金とかしたいと思った。

・ 世界ではまだ戦争があるなんて信じられない。

・ 日本で生まれ、とても恵まれている。25%のうち私達もその中に入っているなんて、私達はとても恵まれているので感謝しないといけないんだと思った。

・ 一人が死んで一人が生まれる。悲しいと思う。日本は豊かな暮らしをしていて、でも私達の当たり前のことが貧しい国にとっては当たり前でないことが分かった。

・ 更に貧しい人のことを考えてみようと思った。6人のお金持ちは、なんで分けて豊かに暮らさないのかと思う。誰もが教育を受けて自由に暮らせばいい。

・ 世界ではひとり親も多い。ぼくらは本当に幸せなんだなと思った。それにトイレのない国もあるなんて。

・ 私はとても恵まれているんだなと思った。でも、どんなに私が頑張っても、世界は平等になることはない。でも、みんなが動けば世界も動くと思う。世界中が自由で平等になることを願いたい。

・ 私達は本当に幸せなんだなぁと思った。母がランドセルを貧しい国に寄付するそうだ。そのランドセルが誰に渡るか楽しみだ。渡った人には大事に大事に使ってほしい。私達は恵まれているので、貧しい国に何かしたい。

・ 私達が普通にやっていることとかも貧しい人にとっては豪勢なことなんだなと思った。もし私がとても貧しい暮らしで、お母さんに捨てられたら、とても悲しい。

・ やっぱり私達は恵まれている。日本では銀行に預金があり、お財布にお金があり、家のどこかに小銭が入った入れ物があるなんて、常識と言ってもよいことなのに、そんなことが珍しいなんて。私はこの詩の「お金に執着することなく、喜んで働きましょう。 かつて一度も傷付いたことがないかのごとく、人を愛しましょう。誰も見ていないかの ごとく、自由に踊りましょう。誰も聞いていないかのごとく、のびやかに歌いましょう。あたかもここが地上の天国であるかのように、生きていきましょう。」の部分がとても好きというか、心に残った。日本に生まれて本当によかった。

・ 「誰も見ていないかのごとく、自由に踊りましょう。誰も聞いていないかのごとく、のびやかに歌いましょう。あたかもここが地上の天国であるかのように、生きていきましょう。」というのは、とてもいいと思った。

・ 世界がもし100人の村だったら、自分はいなかったと思った。でももし100人の村だったとしたら、戦いもないかもしれない。

・ 人間は人の命令で働くのではなく、自由に生きたらいいと思う。自由になることは本当に人間の幸せだと思う。

・ ぼく達はこんなにも贅沢で、その他の国は貧しくて、病気で死んだり、食料がなくて亡くなったり、とてもかわいそうだ。

・ この世界のことを知って書くということは人のためにすごく役立っているなと思う。半分ものお金を一部のお金持ちが所有するのはおかしいと思った。

・ 世界の75%の人がとても困っているんだと思った。世界には字も読めない人がいて、とてもかわいそうだ。

・ 世界の子どもで今でも教育を受けられないことを知ると、今の私はめぐまれているのにちゃんとしていないと分かる。

・ 私は日本という裕福な国に生まれてとても幸せだなと思う。家があって学校に行って勉強できて字も読めて掛けて計算もできるのはすごい事なんだなと思った。

・ 100人というとK小に来ている生徒の人数より少ない数だ。そのうち絶対に半分は苦しまなくてはならないのだ。「のんきだね。」と言われるとむっと思うけど、そののんきさが「地上の天国」なんだと思う。当たり前のように物を食べ、勉強をして物を買う、そのことがとてもめずらしいこと、当たり前でないことを知った。
 自由に伸びやかに暮らせることがどれほどありがたいものなのか、そして自分達が世界の中でどれほど恵まれた環境にあるのか、子ども達はよく理解できたようだった。今更ながら、知ることの大切さを思う。知らなければ何も始められない。誰かの役に立つ人間になるためには、まずは正しく相手の現実を理解することが第1歩なのだと改めて思った。

子ども達に知らせておきたい詩がある。次時で紹介したいと思う。
山もある
川もある
人もいる
アメリカに勝ったら
築きあげよう
今よりも10倍も美しく

                 ホー・チ・ミン
国を愛す心が、とてもよく表れている誇り高い詩だと思う。

そして、カンボジアも、私の心に深く残っている国だ。授業の中でも時々触れてきた。
国民の3分の1を失い、地雷も未だ多く残される国。
しかし彼らは、国を再建した。その国歌には生きることの喜びが溢れている。
赤き血 町に野に流されぬ デモクラシー平等 正義 守り行かん
祖国の革命のため 恵まれしこの国 育て行かん
尊き血は 流されぬ われらが家族の国を
この血は 英雄を生み出し
四月の十七日 革命を遂げぬ 萬才 民主カンボジア
豊かなる国を育てん
萬才 四月の革命 立てよ 赤き革命の旗
アンコールの時代は終わりぬ 素晴らしきわが国
われらは新しき国を建てぬ 栄えよ 永久に永久に


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